究極のアウトドア!今話題のブッシュクラフトとは

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はせ

今アウトドア好きの間で注目されているブッシュクラフト。名前は聞いたことがあっても、どのような活動なのか知っている方は少ないでしょう。今回はブッシュクラフトの活動内容や楽しみ方、必要な道具を紹介します。

ブッシュクラフトとはどのような活動なのか?

ブッシュクラフトとは自然との共生を思い出す活動のことで、先人たちが培った生活の知恵を活用して過ごすアウトドアスタイルのひとつです。つまり、自然環境の中で最低限の道具を使って生活することが、ブッシュクラフトだといえるでしょう。

日本初のブッシュクラフト専門企業「ブッシュクラフト株式会社」によると、もともと「ブッシュ」はやぶ、「クラフト」は工芸という意味なのですが、「ブッシュクラフト」では「生活の知恵」という意味になるそうです。また、ブッシュクラフトはサバイバルと混同されがちですが、サバイバルの目的はあくまでもsurvive(生き延びる)であることに対し、ブッシュクラフトの目的は自然の中で生活することであるため、両者はまったく違うものといえます。

ブッシュクラフトの楽しみ方

ブッシュクラフトで、具体的に何をするのか紹介します。

焚火

火打ち石などを使って焚火をすることが、ブッシュクラフトの醍醐味のひとつです。現地調達した薪に、枯草やすすきの穂などで作った火口と、枝をナイフで削って作るフェザースティックなどを駆使して、火打石やファイヤースターターで着火します。

墨や着火剤を使った焚火に比べ、火を起こして着火させる行為はなかなか大変です。しかし、着火できたときの達成感や感動は、何ものにも代え難いものでしょう。ただし、一定の技術がないと厳しいため、初心者の方は着火できない場合に備えて、炭や着火剤を準備しておくと安心です。

ナイフを駆使した自給自足

ナイフを巧みに使って木からさまざまな道具をクリエイトすることも、ブッシュクラフトの楽しみです。枝を加工した釣り竿や、木を削って作る椅子はもちろん、シェルターやランタンポールなどを作る強者もいます。

また、ナイフを使って魚やきのこなどを採取して調理することも、ブッシュクラフトの醍醐味です。現地調達した食材を自分で調理して大自然の中で食べる行為には、普段の生活では味わえない魅力があります。

ブッシュクラフトへ持っていきたい道具3選

ブッシュクラフトの実施を検討している方のために、おすすめの道具を3つ紹介します。

オルファワークス/アウトドア ナイフ サンガ

オルファワークスのアウトドア ナイフ サンガは、カッター作りの匠が研磨したフルタングナイフです。自然と一体化するデザインと機能性は、ブッシュクラフトに最適でしょう。

3.2mm厚ステンレス刃のフルタング構造のため、切る、削るだけでなく、バトニング(ナイフで木を割るテクニック)にも対応できます。また、雨や夜露にあたっても錆びづらい点が特徴です。職人が研磨したハマグリ形状の刃先は、切れ味抜群な点に加え、切れ味の持続性も備えています。

さらに、ナイフの背はファイヤースターターとしても活用できますので、ブッシュクラフトには欠かせない、焚火の際にも活躍することでしょう。

ライトマイファイヤー/ファイヤースチールスカウト BIO

ライトマイファイヤーのファイヤースチールスカウト BIO ラスティオレンジは、ポップなデザインが印象的なファイヤースターターです。キーフォルダーのように扱え、邪魔にならない点もうれしいところでしょう。

このファイヤースターターはガス欠の心配がなく、ブッシュクラフトには最適なアイテムです。また、雨や結露に強いマグネシウム合金製のため、安心して使えます。

ダグ / ポット-L

ダグのポット-Lは、本体が1400ml、蓋は600mlという大容量なクッカーです。3名分程度の調理が可能なため、複数人でブッシュクラフトに行く際に持っていきたいアイテムといえるでしょう。

また、蓋はクッカーとしてだけでなく、食器としても利用できます。取っ手はシリコンでカバーされていますので、調理中にやけどをする心配もありません。

さらに、本商品よりも一回り小さいサイズのPOT-Mとのスタッキングが可能な点と、230カートリッジとコンパクトストーブが収納できる点もポイントです。

まとめ

ブッシュクラフトはアウトドア上級者向けではありますが、必要な道具を準備すれば初心者でも十分楽しめるでしょう。大自然との共存を楽しむブッシュクラフトを、ぜひこの機会に体験してみましょう。

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はせ

世界の未確認生物を探している男。1年間会社を休職したことがあり、日本国内のみならず、パプアニューギニア、カナダ、インドネシアの遠征経験あり。 次回の挑戦を虎視眈々と計画中!?