ソロキャンプのテントはどう選ぶ?テントの種類と選び方を解説!
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writer はせ |
「ソロキャンプのテントが欲しい……でも何を選べば良いかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?ソロキャンプのテントにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。今回はソロキャンプのテントの選び方とおすすめのテント5選をご紹介します。
まずはテントを知ろう!テントの種類と構造
テントは設営方法・タイプ・テントの構造などでそれぞれ種類が異なります。それぞれどのような種類があるのか、どのような違いがあるのか解説します。
テントの設営方法
設営方法には自立式と非自立式の2種類があります。
自立式のテント
自立式は、ペグ・ロープなどで固定をしなくてもテントの形を維持できるタイプです。付属のポールをテントに通せばとりあえず居住空間を確保できるため、初心者でも扱いやすいでしょう。テントを張るためのポールが必須のため、部品が多くなり重量もやや重くなります。
非自立式のテント
非自立式は、ペグ・ガイロープで固定して立たせるタイプのテントです。自立式よりも少ないポール数で設営できるため軽量ですが、ペグやロープでの固定が必要なため、岩稜帯などの地盤が固い場所では建てることができません。ロープを石や木で固定すると自立させることができますが、コツが必要なため初心者は要注意です。
テントのタイプ
テントのタイプにはドーム・ワンポール・バップ・ティピーの4種類があります。
ドームテント
丸みを帯びたドーム形状のテントです。居住空間が広く使えるのと、風の影響を受けにくいのが特徴。非自立のドームテントはなく、ほとんどが自立式のテントになります。
ワンポールテント
一本のポールで居住空間の高さを出し、ペグやロープで固定して自立させるテントです。ペグやロープでの固定が必須のため、非自立式がこのタイプに該当します。慣れると設営が簡単で、短時間で済むほか、自立式のドーム型よりも軽量コンパクトになります。
バップテント
2本のポールでテントを立ち上げるタイプのテントです。自立させるには、ペグとロープでの固定が必要なため、非自立式に該当します。フロント部分を大きく開くことができるのが特徴で、タープのような使い方ができます。
ティピーテント
アメリカのインディアンが住居として利用していた円柱形のテントです。ワンポール+ペグ・ロープで固定するため、ワンポールテントの非自立式に該当します。形状がオシャレでかわいらしく、オシャレが好きなキャンパーに人気。天井が高く、内部でゆっくり過ごすこともできます。
テントの構造
テントの構造としてはシングルウォールとダブルウォールの2種類があります。それぞれの特徴について解説します。
シングルウォール
シングルウォールとは、布が1層のテントです。軽量コンパクトで設営・撤収も簡単に終わるのがメリットです。外気温と内気温の温度差によって生じる結露が生じやすく、テントの内部の表面に水滴が付いてしまうのがデメリットです。
ダブルウォール
ダブルウォールは布が2層になっているテントです。インナーテントとフライシートの2つで構成されており、まずインナーテントを立ち上げて、その上からフライシートをかぶせます。シングルウォールに比べると重くなりますが、結露がフライシート側にできるため、インナーテント内に水滴が発生しにくいのが特徴。また、全室を作ることができるのも魅力です。
ソロキャンプのテントはどう選ぶ?選び方の6つのポイント
ソロキャンプのテントを選ぶにはどのような点に注意するべきなのでしょうか?ここでは、選び方の6つのポイントについてご紹介します。
収容人数から選ぶ
ソロなんだから1人用でいいのでは?と感じるか方もいるかもしれませんが、おすすめは2人用です。2人用のスペースがあれば、荷物を中に入れても居住空間が広く、広々とテント内部を利用することができます。
設営方法から選ぶ
設営方法には自立式と非自立式の2種類があります。登山のような、テントを設営する場所が限られている場合は、初心者であれば自立式を選んだほうが安心ですが、キャンプ場であれば、地面にペグを打てる場所が多く、非自立式を選んでもリスクは比較的少なめです。ソロキャンプであれば、設営を自分のペースで進められることもあり、非自立式が好みの方は選んでみてもよいでしょう。
テントのタイプから選ぶ
テントのタイプはドーム・ワンポール・バップ・ティピーの4種類があります。もっとも設営が簡単で安心感があるのはドームテントです。設営にコツが必要なものの、ユニークな形状が多く個性を出しやすいのはワンポール・バップ・ティピーの3つ。キャンプ初心者で設営に不安がある場合はドーム、テントの設営経験があり、好みの雰囲気や世界観で統一したい方はワンポール・バップ・ティピーから好みのタイプを選びましょう。
テントの構造から選ぶ
テントの構造は、収納性や重量に大きく関わります。徒歩で移動するバックパックキャンプなどを検討している場合は、軽量でコンパクトなシングルウォールが有利です。ただし、結露などのトラブルが発生しやすいた、め、ダブルウォールの方が、安心感はあります。どこまで荷物をコンパクト・軽量にしたいのかを把握したうえで、シングルウォールかダブルウォールかを選びましょう。
持ち運びのしやすさから選ぶ
ソロキャンプであれば、持ち運びのしやすい軽量コンパクトなタイプがおすすめです。本体とポールを合わせて、4kg程度のタイプであれば比較的に持ち運びがしやすいといえます。なお、キャンプ場までの移動手段が徒歩や自転車などの場合は、2kg程度を目安にしてみてください。
防水性から選ぶ
テントの防水性は耐水圧という指標で表されます。耐水圧の基準は1,500㎜程度。このくらいの耐水圧があれば、急な雨であっても浸水を防ぐことができます。雨への備えとして、耐水圧1,500㎜以上を基準に選んでみてください。
デザインから選ぶ
ソロキャンプは自分1人で楽しむキャンプです。他人からの干渉を受けずに、すべてのキャンプアイテムを自分の好みで選ぶことができます。そのため、好みのデザインやかっこいいと思えるテントを選ぶのもよいでしょう。好みのデザイン・世界観で統一することで、キャンプの充実感がより高まります。
ソロキャンプにぴったりなテント3選
ここからは、ソロキャンプにぴったりなテントを3つご紹介します。
アンドエアー ダンドゼロワン エックスフレーム
アンドエアーのダンドゼロワン エックスフレームは、UVカット加工、難燃加工をしたフライシート(耐水圧 3,000㎜)を採用したハイスペックな自立式のドームテント。全室の開口部をポールで立ち上がることができ、タープ兼用で使えるのもポイント。テント重量約3.5kgとやや重めですが、機能性が高く安心感があるため、ソロキャンプ初心者の方におすすめです。
BreezeTime ソロ向けTCテント パップシェルター
BreezeTimeのソロ向けTCテント パップシェルターは、バップ式の非自立式テントです。火の粉に強く、結露しづらいポリコットン(ポリエステルとコットンの混紡)製なのがポイント。焚き火をしたい方にもおすすめのスペック。また、通気性が良く、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのも魅力です。重量は約 4.5kgとやや重めですが、バップテントを使ってみたいという方におすすめ。
BreezeTime ワンポールテント
BreezeTimeのワンポールテントは、非自立式のシングルウォールテントです。テント内部にコットを2台置けるくらいのスペースがあり、換気を良くすればテント兼タープとして利用することも可能。換気の向上と結露を防止の「ベンチレーター付き」、ランタンを吊り下げる「フック」、2箇所に設置された「収納ポケット」など、利便性を考えた設計が魅力。約 2.2kgと軽量で、ワンポールテントを選びたい方におすすめです。
まとめ
ソロキャンプのテントはさまざまな種類があり、はじめての方は選び方がわからないと悩んでしまう方もいるでしょう。まずはテントの種類や構造を知って、そのうえで今回ご紹介した選び方を参考に自分に合ったタイプを選んでみてください。
ITEM この記事で紹介されたアイテム
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アンドエアー / AND AIR
ダンドゼロワン エックスフレーム / DAND-01 Xframe
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ブリーズタイム / BreezeTime
BreezeTime ソロ向けTCテント パップシェルター TC tent Pap shelter BT12CM004
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ブリーズタイム / BreezeTime
BreezeTime ワンポールテント One pole tent BT12CM005
WRITER PROFILE
writer はせ |
世界の未確認生物を探している男。1年間会社を休職したことがあり、日本国内のみならず、パプアニューギニア、カナダ、インドネシアの遠征経験あり。 次回の挑戦を虎視眈々と計画中!?