登山にサングラスが欠かせない理由は?選び方とおすすめ4選

「登山にサングラスは必須と言われるけど、そんなに重要?」などと、サングラスの重要性にピンと来ていない方もいるかもしれません。サングラスは紫外線などから目を守るためにも登山に欠かせないアイテムのひとつです。今回はサングラスの重要性の他、選び方やおすすめの商品について解説します。

登山にサングラスが必要な理由

まずは登山にサングラスが必須とされる理由について解説します。

紫外線対策

標高が高くなればなるほど、紫外線の量が多くなります。標高が1,000m高くなると、UV指数も約10%増加するといわれており、長期間にわたって紫外線を浴び続けると目に大きなダメージを受けてしまいます。紫外線によるダメージを軽減するためにもサングラスは欠かせません。

埃やゴミから目を保護する

登山道は都会の用に整地されておらず、風が吹くとたくさんの砂ぼこりやゴミが飛散します。砂ぼこりやゴミが目に入ると、痛みや涙で視界がぼやけてしまうこともあります。サングラスを付けていれば、レンズがガードをしてくれるため、目に異物が入るのを予防してくれます。

視界を確保する

日差しが強いと、まぶしくて視界がぼやけてしまったり、まっすぐに前を向くことができなかったりすることもあります。日差しが強く、直射日光が射してくるような状態でも、サングラスをしていれば視界をしっかり確保して進むことができます。

登山用のサングラスを選ぶポイント

登山用のサングラスを選ぶ際には以下のポイントを確認しましょう。

フィット感

サングラスを選ぶうえでもっとも重要なのがフィット感です。顔にフィットせずにすぐにズレてしまうと、それがストレスになったり、気が散ってしまったりすることもあります。特に登山のように身体を動かしていると、サングラスがズレやすくなるため、動いてもしっかりフィットするタイプを選びましょう。

レンズの形状

登山で使用するサングラスは、広い視野を保つためにレンズがカーブしたスポーツタイプが適してます。また、スポーツタイプは顔の形状にフィットするため、すき間ができにくく、横からホコリやゴミが侵入することありません。サングラスを選ぶ際には、登山に適した形状のレンズを選びましょう。

レンズのカラー

天候や環境によって、見やすいカラーが異なります。カラーごとの特徴は以下です。登山に行く季節や環境に合わせて選びましょう。

・グリーン
木漏れ日のちらつきなどを防ぐ効果があります。樹林帯などで緑をくっきりとさせるため、林道などのトレッキングに適しています。

・グレー
どんなシチュエーションでも光全体を適度にカットします。裸眼時との違和感が少なく長時間かけても疲れにくいカラーだといえます。

・ブラック
直射日光や照り返しなど、強い光を和らげるのに適したカラーです。光量が多い残雪期の登山や真夏の晴天などに適したカラーです。

・ブラウン
明暗のコントラストがくっきりとわかるのが特徴です。薄暗い山道など、足元に注意が必要なシチュエーションに適しています。

レンズの機能

レンズの機能としては以下の2種類があります。
・調光レンズ
紫外線の量に合わせてレンズのカラーが変化します。さまざまなシチュエーションで活躍するレンズです。

・偏光レンズ
光の反射やぎらつきを抑える効果があります。光量が多いときに視界をクリアに保つことができます。

フレームの形状

サングラスのフレームの形状には以下の6つのタイプがあります。
・ウェリントン
・ラウンド
・スクエア
・ティアドロップ
・ボストン
・スポーツ

登山に適しているのは、顔の形状にフィットして視界も広く保てるスポーツタイプです。できればスポーツタイプを選ぶのがよいですが、日帰りなどの短時間の登山や行動量が多くない場合は、そこまでこだわらずにお気に入りの形状デザインを選ぶとよいでしょう。

サングラスと合わせて用意したいアイテム

サングラスと合わせて、以下のようなアイテムを準備しておきましょう。

サングラスケース

サングラスを保管するケースです。ケースなしで保管すると、フレームが曲がってしまったり、レンズにキズが付いたり、フレームやレンズが割れてしまったりすることがあります。このような破損を防ぐためにもケースを用意しておきましょう。

ストラップ

ストラップはサングラスの落下防止に最適なアイテムです。万が一に備えて準備しておきましょう。

帽子

防止は、ケガの予防だけでなく、紫外線の予防にも効果的なアイテムです。サングラスと合わせて準備しておきましょう。

日焼け止め

帽子・サングラスをしても、皮膚の日焼けは防げません。また、日焼け止めをしていないと目以外の部分が焼けてしまい、非常に目立つことに。紫外線防止や日焼け予防のために日焼け止めも必ず準備しましょう。

登山がより快適に!おすすめのサングラス4選!

ここからは登山に最適なおすすめのサングラスをご紹介します。

ストライドライフナンバー / SLN

ストライドライフナンバーの SLNは「ありきたりな日常を、カラフルに自由に越えていく」をコンセプトにしたアイテム。アウトドアに適した機能を搭載しており、「折りたたみできる・どこにでも巻き付けられる・頭にフィットしてズレにくい・偏光レンズ/UV400仕様」などなど、機能が豊富。登山はもちろん、ランニング、フェス、サイクリング、ウィンタースポーツなどさまざまなシーンで活躍します。

ストライドライフナンバー / SLN

エバニュー 折りたたみクリップサングラス GR-016C

エバニューの折りたたみクリップサングラス GR-016Cは、メガネの上から手軽に装着できるサングラスです。普段使いのメガネをそのままサングラスとして使用できる非常に便利なアイテム。レンズには偏光機能付きのカラーレンズを採用しており、クリアな視界を確保するとともに、目に有害な紫外線を99.9%カット。目のダメージをしっかり守ります。また、エバニュー 折りたたみクリップサングラス GR-016Cはクリップオンタイプの気になるポイントだった、デザインの一体感が欠けるという点も解消。どんなフレームとも自然に馴染むため、違和感なく装着できます。

エバニュー 折りたたみクリップサングラス GR-016C

タラスブルバ Casual Sunglasses

タラスブルバのCasual Sunglassesは、スタイリッシュなデザインが魅力的なサングラスです。可視光線透過率13%、紫外線カット率99%以上と、登山で利用する十分な機能を搭載しています。また、カラーバリエーションが豊富で全部で10色展開。好みのカラーとデザインを選ぶことができます。

タラスブルバ Casual Sunglasses

スワンズサングラス ディーエフ・パスウェイ

スワンズサングラスのディーエフ・パスウェイは、登山やフィッシングやドライブなど休日のアクティビティから日常の紫外線対策まで、幅広いシーンで活躍するサングラスです。フィット感に優れているものの、スポーツタイプよりもスタイリッシュで日常使いでも違和感がありません。耐衝撃性に優れたポリカーボネイト製の「ペトロイドレンズ」を採用しており、破損に強いのもポイントです。

スワンズ SWANS サングラス ディーエフ・パスウェイ

まとめ

登山は紫外線を多く浴びるアクティビティです。目を紫外線から守るためにも、サングラスはマストで準備しておきたいアイテムです。特に夏場は紫外線が多いだけでなく、強い日差しで視界が奪われることも多々あります。今回ご紹介した選び方やおすすめの商品を参考に、自分にぴったりなサングラスを選びましょう。

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WRITER PROFILE

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ラグビー登山家 ナガサワ

世界初のラグビー登山家。 2019年W杯のエンブレムに描かれていたダイヤモンド富士からインスピレーションを受け、25ヵ国の国と地域の出場経験国の最高峰にトライ。 GsMALLが挑戦者や冒険者にとって無くてはならないサービスになるコトと、カナダ最高峰ローガン(5,959 m)の山頂にトライを決めるコト、W杯版聖火リレー(みたいなモノ!?)を創設するコトが夢。