春のハイキングおすすめスポット6選!準備すべきアイテムは?

気候が暖かくなり、美しい花々やみずみずしい新緑が楽しめる春のハイキングには見どころがたくさん。休日にハイキングを計画している方もいるのではないでしょうか?今回は、春のハイキングにおすすめのスポット6選と、準備すべきアイテムについてご紹介します。

【関東地方】関東の富士見100選 スリルあふれる絶景を満喫 鋸山(千葉県)

千葉県の鋸山は、関東の富士見100選に選ばれた山の一つで、スリルあふれる絶景を楽しむことができます。鋸山は、標高約329メートルの山で、山頂からは、富士山や東京湾、千葉市街地を一望することができます。特に、夕日が沈む時間帯には、美しい夕焼けが見られることで知られています。鋸山の登山口は、JR内房線浜金谷駅から徒歩10分ほどの場所にあり、比較的アクセスが良いことも魅力の一つです。また、山頂には、展望台や飲食店があり、食事を楽しむこともできます。鋸山は、初心者から経験者まで楽しめる山として知られており、家族や友人との日帰りハイキングにもおすすめです。

【関東地方】屈指のパワースポットでエネルギーチャージ 筑波山(茨城県)

筑波山は、茨城県つくば市北端にある標高877 mの山です。「西の富士、東の筑波」と呼ばれるほど美しい山容が魅力的で、日本百名山のひとつに数えられます。山そのものが御神体とされており、茨城県でも屈指のパワースポットとして多くの登山客が訪れます。男体山と女体山という二つの主要なピークがあり、登山口からこの2つのピークを結ぶ複数のルートがあります。比較的平坦で安全にハイキングを楽しめるコースもあり、初心者でも安心してチャレンジできます。体力に自信がない方は、ロープウェーやケーブルカーで頂上を目指しましょう。

【中部地方】富士山の展望台 竜ヶ岳(りゅうがだけ)(山梨県/静岡県)

竜ヶ岳は、山梨県と静岡県にまたがる天子山地の最北端に位置する山です。富士五湖のひとつである「本栖湖」の南側にそびえ立っており、登山道や山頂から美しい富士山を一望できるのが魅力。「富士山の展望台」と呼ばれることもあります。標高は1,485mで、半日程度で頂上・端足峠・本栖湖畔を周れる「日帰り周回コース」が有名。富士山を眺めながら、雄大な自然を満喫することができます。春の新緑のハイキングを楽しむのにぴったりなスポットです。

【関西地方】秘境感を味わえる新緑の百名山 大台ケ原山(奈良県・三重県)

大台ケ原は、日本の奈良県吉野郡と三重にまたがる高原地帯です。そんな大台ヶ原は日本百名山のひとつ。日本百景、日本の秘境100選にも選定されており、吉野熊野国立公園の特別保護地区などにも指定されている自然豊かなスポットです。大台ヶ原ドライブウェイを利用して、気軽にアクセスできるため、ハイキングの初心者の方でも気軽に訪れることができます。初級~上級まで楽しめる4つのルートがあり、自分のレベルに合わせて楽しむことができます。春のハイキングを検討している方は、ぜひ大台ケ原に訪れてみてください。

【関西地方】新緑と山上の楽しみ満載 六甲山(兵庫県)

六甲山は兵庫県にある山地で、西は須磨、東は宝塚まで広がり、最高峰の標高は931mとなっています。最高峰を目指す場合のアクセスとしては、大阪の中心「梅田」駅から20分程度の「阪急芦屋川」駅。この最高峰を目指すルートに限らず広大なフィールドに無数の登山ルートがあり、体力や登山経験に合わせてコースを選ぶことができます。また、山上にスポットが多いのが六甲山の特徴。「六甲山天覧台・日本三大夜景の摩耶山 掬星台・六甲山フィールド・アスレチック・六甲山スノーパーク・六甲山牧場」など登頂後の楽しみが豊富で、ぜひハイキングと合わせて訪れてみてください。体力に自信がない方は交通機関を利用して頂上まで行き、希望のスポットだけを楽しむこともできます。

【中国地方】厳島神社 弥山(みせん)で桜・新緑ハイキング(広島県)

弥山は、広島県廿日市市にある標高535mの山で、厳島神社がある「宮島」の一番高い山です。弥山には、ロープウェーや登山道が整備されており、多くの観光客が訪れます。弥山にあるロープウェーからは、瀬戸内海や周辺の景色を眺めることができます。また、弥山の登山道には、様々なコースがあり、初心者から上級者までハイキングを楽しめる山として知られています。また、弥山では四季折々の美しい景色が楽しめます。春には桜やつつじ、夏には新緑や涼しい風、秋には紅葉、冬には雪景色など、それぞれの季節に合わせた魅力があります。

春のハイキングで準備したい4つのアイテム

この季節は風を防ぎ、動きやすい軽量なジャケットのレイヤリングや伸縮性の効いたパンツがあると快適なハイキングを楽しむことができます。春のハイキングをより快適に安全に楽しむために以下のアイテムを準備しましょう。

シューズ

春のハイキングで選ぶシューズのポイントは、「防水性・ソールのグリップ力・通気性・軽量性」の4つです。春は雨が多く、登山道が濡れている恐れがあるため、防水性やグリップ力の優れたシューズを選ぶと安心です。また、晴れの場合は気温が上がり、汗をかく可能性もあります。シューズ内の不快感を防ぐためにも通気性のあるタイプを選びましょう。

バッグ

自然の中でハイキングをする場合、最低限の荷物を入れるためのバッグが欠かせません。水筒・行動食・タオルや着替え・ファーストエイドの他、お弁当を入れたり、帰りにお土産を購入したりする場合に備えて、少し大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。日帰りハイキングのおすすめは20~30Lの容量のバッグ。アウトドアで使えるバッグなら使い勝手はもちろん、耐久性や機能性にも優れているため、快適なハイキングを楽しめるバッグを選ぶことができます。

ボトムス・パンツ

春の気候やリスクを考慮してハイキング用のボトムスを選びましょう。特に注意したいのは寒暖差と雨です。昼間の行動時に暑くても、朝夕は冷え込むことも多くタイツやレギンスを履いて調整するか、一定の保温性のあるタイプを選ぶのがおすすめです。春は雨が多く、ハイキング中に雨が降り出したり、前日に降った雨で登山道が濡れていたりすることもあります。汗をかいて蒸れることも考えられるため、撥水性・通気性に優れたタイプのボトムスを選びましょう。また、動きやすさを考慮して伸縮性のあるタイプを選ぶことも大切です。

トップス

ボトムス同様、春の寒暖差、雨や風への対策として寒さや濡れに対して対応できるトップスを選ぶことが大切です。アウターは防水性・撥水性・防風性・伸縮性などの機能を持ったものを選び、寒暖差や汗をかくことによる体温変化に対応するため、ベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターレイヤーの重ね着でレイヤリングをおこない、体温変化に合わせて脱ぎ着することもハイキングを楽しむポイント。アウターに注目しがちですがベースレイヤーやミドルレイヤーの工夫でハイキングの快適さが大きくアップします。

まとめ

春はハイキングにぴったりな季節です。ただ、寒暖差や雨・風など、この季節ならではの注意したい点もあります。山や高原でのハイキングを計画している方は、今回ご紹介した内容を参考に必要なアイテムをしっかり準備してからハイキングに出発しましょう。

WRITER PROFILE

writer
GsMALL編集部

GsMALLは「オールアウトドア」をコンセプトに、 登山・クライミング・キャンプを中心とした、様々なアウトドア・スポーツギアが集まるアウトドア総合通販サイトです。