釣りのクーラーボックスはどう選ぶ?選び方と初心者におすすめのクーラーボックス4選
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writer よもさん |
釣った魚の鮮度を維持したり、餌や飲み物を冷やしたりしておくのに必要不可欠なクーラーボックス。さまざまなサイズがあり、どのタイプを選ぶべきかお悩みの方もいるでしょう。今回は、クーラーボックスの種類と選び方、おすすめのクーラーボックスをご紹介します。
クーラーボックスの用途とは?レジャー用と釣り用の違いは?
まずはクーラーボックスの用途やレジャー用との違いについて解説します。
クーラーボックスの用途
釣った魚の鮮度を維持する
クーラーボックスの一番の用途は、釣った魚の鮮度を維持するということです。常温で魚を放置すると、身が傷んで味が劣化したり腐ったりしてしまいます。それを防ぐために、クーラーボックスは欠かせません。
釣り餌の鮮度を維持する
クーラーボックスのもうひとつの用途として、釣り餌の鮮度を維持するがあります。釣り餌は凍らせてあることが多く、夏場などは特に溶けて痛んでしまいことがあります。それを防ぐためにクーラーボックスで保冷します。
飲み物や食べ物の保管のため
飲み物や食べ物を保管・保冷するためにもクーラーボックスを利用します。収納用としても、腐らないように保冷するためにも便利に利用できます。
レジャー用と釣り用のクーラーボックスの違いは?
保冷力が異なる
釣り用のクーラーボックスとレジャー用のクーラーボックスの一番の違いは保冷力です。魚の鮮度を維持するためにも、釣り用のクーラーボックスは保冷力が高い傾向があります。
魚の保存に適した形状・構造
釣り用のクーラーボックスは魚の保存に適した形状・構造をしています。大きな魚が釣れても収納できるよう長めに作られており、長方形の形状のモデルが多いです。
釣りに便利なオプションを追加できる
釣り用のクーラーボックスの中には、釣りに便利なオプションを追加できるモデルがあります。クーラーの横に釣り竿を置けるストラップやクーラーの内部に設置できる餌置きなどをオプションで追加できます。
釣り用クーラーボックスの選び方
釣り用のクーラーボックスを選ぶ際には、「容量」「内寸」「断熱材」「オプション・手入れのしやすさ」を確認しましょう。
容量を確認する
10~15L
10~15Lは、キスやイワシ、アジなどの比較的小さな魚を狙う際に適しています。持ち運びもしやすく、負担なくクーラーを持って移動できます。
15~30L
15~30Lは、キスやイワシ、アジといった小さめの魚と飲み物と弁当などを一緒に運べるサイズです。30cm以上の魚が釣れた際にも問題なく収納できるでしょう。
30~50L
30~50Lは、大型のアジやシーバス・ツバスなどの30~50cm程度の魚と飲み物・弁当などを収納できる容量です。ルアーフィッシングなどで少し大きめの魚を狙う方はこの容量が良いでしょう。
50L以上
50L以上は、メジロやブリ・ヒラマサといった70cm以上の大型の魚を収納できる容量です。大型の魚を狙った船釣りやルアーフィッシングをする方は、50L以上のサイズを検討すると良いでしょう。
内寸を確認する
内寸とは、クーラーの内部の長さのことです。外寸が1mでも内寸はそれよりも20cm程度短いことが多いです。そのため、外寸を基準にクーラーボックスを選ぶと、釣った魚が収納できない可能性があります。外寸だけでなく必ず内寸も確認するようにしましょう。
断熱材を確認する
断熱材の種類も確認しましょう。断熱材には大きく以下の3種類があります。
・真空断熱パネル:保冷力がもっとも高い素材
・発砲ウレタン:保冷力が高い素材
・発泡スチロール:保冷力が低い素材
ちなみに値段は保冷力の強さに伴って高くなります。予算と保冷力のバランスを考えて、選んでみてください。
オプションパーツや手入れのしやすさを確認する
クーラーボックスに釣り竿を置けるストラップを付けられるか、クーラーボックスの下部に栓があり中に溜まった水を簡単に抜くことができるかなど、オプションパーツを追加できるか手入れがしやすいかを確認してみてください。特に、手入れは使用後に毎回必要なため、必ず確認して手入れがしやすいモデルを選びましょう。
初心者におすすめのクーラーボックス4選
ここからは初心者におすすめのクーラーボックスを4つご紹介します。釣り用ではないものの、保冷力が高く20〜30cm程度までの魚数匹であれば問題なく収納できるモデルです。
ギミック ソフトクーラーボックス
ギミック ソフトクーラーボックス
ギミックのソフトクーラーボックスは、保冷状態を48時間キープする保冷力の高いクーラーです。20Lの容量で、ショルダーストラップとトップハンドル・サイドハンドルが付いており持ち運びも便利。キャンプなどのレジャー用ですが、釣り用としても十分活躍するモデルです。
ディーライト アイスランドクーラーボックス 35QT
ディーライトのアイスランドクーラーボックス35QTは、最大5日間保冷力が持続するクーラーボックスです。35Lというやや大きめの容量で、少し大きめの魚が釣れても安心。氷・飲み物・釣った魚をキレイに収納できます。夏場などの温度が高い時期でも、鮮度を落とすことなく自宅に持ち帰れます。
リペアアンドメンテナンス クールバッグ
リペアアンドメンテナンスのクールバックは、40Lの容量を持つソフトクーラーボックスです。トップハンドルとサイドハンドルが付いており、釣り場までの持ち運びも簡単。クールの底部と側部にウレタンと保冷シートが付いており、保冷力も十分。30cm以上の魚でも収納することができ、他のモデルに比べて価格も低めです。
シノビ ポータブル冷蔵庫
シノビのポータブル冷蔵庫は、クーラーボックスと冷蔵庫の良いとこ取りをした製品。容量は20Lです。車のシガーソケットに接続して保冷することができ、冷蔵庫のように保冷力を一定に維持することができます。釣り場と車までが近い場合に非常に便利、釣った魚をバケツで活かしておき、帰宅時に移し替えるなどの利用方法も可能です。釣りだけでなくキャンプなどでも利用できます。
まとめ
釣った魚の鮮度を維持したり、餌や飲み物を保冷したりするのに便利なクーラーボックス。これから釣りを始めたいという方は、ぜひ用意しておきたいアイテムです。選び方がわからない場合は、釣りたい魚や釣りのスタイルに合わせて「容量・内寸・断熱材・オプション・手入れのしやすさ」などを確認し、自分の用途に合ったものを選びましょう。
ITEM この記事で紹介されたアイテム
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ギミック / GIMMICK
ギミック ソフトクーラーボックス / gm-sh5000
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ディーライト / Deelight
アイスランドクーラーボックス 35QT グレーホワイトカモ / Iceland Cooler Box 35QT Gray White Camo
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シノビ / SHINOBI
SHINOBI ポータブル冷蔵庫 車載 大容量 20L
WRITER PROFILE
writer よもさん |
若き日は世界を放浪するバックパッカー 中年になった今はキャンプと釣りがメインで山登りを少々。 次は素潜りにチャレンジして銛で大きな魚を突いて「とったどー!」と叫ぶのが夢。