おしゃれなテントってどんなテント?特徴・選び方とおすすめ3選
Gear
writer やまちゃん |
テントに、便利さや快適さはもちろんのこと、見た目にもこだわりたいという方もいるのではないでしょうか。近年のアウトドアブームや女性キャンパーが増えた事により、実用性だけでなく、見た目にこだわったおしゃれなデザインのテントも増えています。今回は、おしゃれなテントの特徴・選び方とおすすめ5選をご紹介します。
Contents
【種類別】おしゃれなテントの特徴は?
まずは、テントの種類・特徴について解説します。
1.ドーム型
ドーム型は居住空間が確保しやすいテントです。自立式・ダブルウォールのタイプが多く、初心者の方で設営がしやすくトラブルも少ない優等生タイプ。山岳用のテントで多いタイプです。反面、個性を出しづらく、やや面白味が欠けるのがデメリットです。
2.ティピー型
ティピー型は、ネイティブアメリカンが居住地として利用していた形状のテントです。ワンポール式で、ペグで地面と固定することで自立します。また、ドーム型のように床がなく、タープのように使えるのも特徴です。天井が高い独特な形状が人気で、オシャレキャンパーに人気のタイプです。
3.ロッジ型
ロッジ型は、小屋のような形状をしたテントです。内部が広く、サイズによっては自宅のリビングスペースのように利用することができます。その他のテントに比べて、大きく組み立てるのも大変ですが、快適性は抜群。オシャレなデザインのものも多く、グループキャンプやファミリーキャンプにぴったりです。
4.トンネル型
トンネル型は、3~5本のポールを平行にアーチ状に組み立てていくテントです。設営後の形状から、かまぼこ型・ミノムシ型などとも呼ばれています。居住空間が広く、グループキャンプやファミリーキャンプに最適。設営・撤収が簡単なことから人気があり、各メーカーからオシャレなデザインのモデルが登場しています。
5.ツール―ム型
ツール―ム型は、トンネル型の形状で、寝室とリビングで居住空間が2つに分けられているタイプです。ひとつでタープとテントの役割を果たすため、設営・撤収が簡単でグループキャンプやファミリーキャンパーに人気のモデルです。
おしゃれだけは危険?テントを選ぶ際に確認したい5つのポイント
「おしゃなテントがほしい」という場合の注意点は、「おしゃれさだけ」で選ばないようにすることが大切です。デザインだけでなく、快適性・利便性・安全性が十分であるかを確認しましょう。
収容人数
テントの収容人数は、参加人数+1名で選ぶのがおすすめです。ソロなら2人用、2人なら3人用、3人なら4人用と、少し収容人数に余裕を持たすことでスペースを広々と利用でき、荷物なども置くことができます。
設営のしやすさ
キャンプ初心者の場合は、設営のしやすさを確認することも大切です。ティピーテント・ロッジテントなどの個性的でオシャレなテントは、設営がやや難しい面があります。キャンプ初心者が1張目で選ぶと、設営が上手くできない可能性があるので、最初はドームやツール―ム型などがおすすめ。ティピーやロッジテントを選ぶなら、設営ができるように準備しましょう。
頑丈さ
軽くてスタイリッシュでオシャレなテントもありますが、耐久性などの面で用途が限られているパターンがあります。耐久性が高く、頑丈なテントであれば、トラブルが少ない他、使っていて安心感があります。おしゃれさだけでなく、キャンプでハードに使っても問題ない頑丈さや耐久性があるかも確認しましょう。
防水性
日本は雨が多く、キャンプ中に雨が降ることも少なくありません。テントには、多少の雨が降っても雨漏りがしない防水性が必要です。防水性の高さは、耐水圧という指標で表されます。耐水圧の基準は1500mm程度です。この耐水圧を満たすモデルを選びましょう。
用途
何名で利用するのか、どんな場所で利用するのか、どの程度の時間テントにいるのかなど、テントを選ぶ際には用途をしっかり確認してから選びましょう。複数人で焚き火なども伴うキャンプの場合は、十分な広さがあり耐久性や防火性のある素材・構造のテントを選ぶなど、用途を確認することで、自分に合ったテントを選ぶことができます。
予算
テントはキャンプアイテムの中でも高価です。予算が多ければ、ハイスペックなタイプを選ぶことができますが、予算が限られている場合は、その中でテントを選ぶ必要があります。まずはおおよその予算を決めて、その範囲内で選べるテントを絞ると、候補を見つけやすくなります。
おしゃれなテントはこれ!おすすめ3選
ここからは、オシャレで機能も伴ったテントを3つご紹介します。
ヘブンテント Haven Tent スタンダード フォレストグリーン
ヘブンテントのHaven Tent スタンダード フォレストグリーンは、キャンプの常識を変えたアメリカのメーカー「ヘブンテント」のハンモック型のテントです。ハンモックのように、宙に浮く構造にも関わらず床がフラットなのが大きな特徴。トレッキングポールなどがあれば、木がない場所でも設営可能なのもポイントです。普通のテントには少し飽きたという方や、ハンモックの開放が好きという方におすすめのテントです。同タイプのカモフラ柄も雰囲気抜群でオシャレさんにぴったり。耐水圧4,000mmで、床面に断熱材が含まれているのもポイント。
ヘブンテント Haven Tent スタンダード フォレストグリーン
ヘブンテント Haven Tent XL フォレストカモ
ヘブンテントのより大きなサイズのバージョンです。スペックはヘブンテントと同等で、展開時のサイズが:L203cm×W76cm×H88cmと、少し大きめに作られているのがポイント。ハンモックテントの窮屈感が少し苦手という方におすすめ。また、内部に大小さまざまなポケットが付いており、ハンモックの一番の悩みである収納という悩みも解消。カモフラ型でスタイリッシュなのもポイント。キャンプ場でも非常に目立つテントとなるはずです。
ラクバイン アイキャンプ
ラクバインのアイキャンプは、折り畳み式で、ワンタッチで設営が完了するテントです。形状としてはドーム型で居住スペースが広いのが特徴。フルメッシュ、サンシェード、フルクローズまで、 さまざまなシーンで活用できる汎用性の高さが魅力。高スペック・オールシーズン仕様可能なテントです。3名程度までのファミリーであれば収容でき、ファミリーキャンプのエントリーにもおすすめ。鮮やかなイエローでオシャレさもあるのがポイントです。設営・撤収がしやすく、一定のスペックがあるテントをお探しの方におすすめです。
まとめ
テントには、ドーム型・ティピー型・トンネル型・ツードーム型・ロッジ型などの種類があり、それぞれ特徴や用途が異なります。キャンプブームで各メーカーからオシャレなデザイン・カラーのモデルが販売されており、どのタイプでも、デザイン性を重視してテントを選ぶことができます。しかし、デザイン性に偏るとキャンプで想定されるトラブルに対応できない可能性があります。耐久性・防水性・防風性・耐火性などのポイントもしっかり確認して、デザイン性と機能性が両立したタイプを選びましょう。
ITEM この記事で紹介されたアイテム
-
ブリーズタイム / BreezeTime
BreezeTime ワンポールテント One pole tent BT12CM005
-
ヘブンテント / Haven Tent
ヘブンテント Haven Tent XL フォレストカモ / ハンモック ビビィ
-
アイキャンプ / icamp
rakubain ( ラクバイン ) / icamp ( アイキャンプ )
WRITER PROFILE
writer やまちゃん |
高校の山岳部で山の魅力にとりつかれてはや20年。 ロードバイクも好きで今はグラベルロードにどっぷりハマリ中。 週末は未知のトレイルを探しあちこち走りまわってご当地のお茶を買うという唯一無二の趣味を持つ男。