ソロキャンプにぴったりなバックパックとは?選び方とおすすめのバックパック5選
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writer ラグビー登山家 ナガサワ |
少数精鋭の道具たちをバックパックひとつに詰めてキャンプをするバックパックキャンプに憧れている方もいるでしょう。この記事では、ソロキャンプにぴったりなバックパックの選び方やおすすめのバックパック5選について解説します。
Contents
バックパックとは?
バックパックとは、登山・ハイキング・キャンプなどのアウトドアでたくさんの荷物を運びやすいように設計されたリュックサックのことです。収納スペースが複数ある、大小さまざまなポケットがある、外付けの機能が豊富など、アウトドアでの荷物の持ち運びをしやすくする機能が搭載されています。ソロキャンパーの中には、バックパックひとつでキャンプにでかけるバックパックキャンプを楽しむ方もいます。
バックパックの種類は?
バックパックの種類には以下の3つがあります。それぞれの特徴について解説します。
ミリタリー系
軍用に作られたミリタリー系のバックパックです。機能性に特化した無骨なデザインに、ブラック・カーキ・カモフラージュなどのカラーが特徴で、男の所有欲をくすぐるタイプが多々あります。外付けやオプションでパーツを追加しやすく、拡張性が高いのも特徴です。
登山系
登山用のバックパックは、重い荷物を長時間背負っても疲れないような設計がなされており、背負い心地や快適性を重視したい方におすすめ。各メーカーからさまざまな容量・デザイン・機能のモデルが販売されており、バリエーションが豊富なのも特徴です。
UL(ウルトラライト)系
UL系は、登山系のバックパックの中でも軽さを重視したモデルです。軽量性のために、設計・素材にこだわり、研ぎ澄まされたデザインが魅力。容量が大きくても1kg未満など、驚くほど軽く、徒歩での移動を検討している方におすすめです。
ソロキャンプのバックパックを選ぶポイントは?
ソロキャンプのバックパックを選ぶ際には、以下の7つのポイントを踏まえて選びましょう。
容量
まずはバックパックの容量を選びましょう。キャンプアイテムがコンパクトな場合は50L程度、荷物が多く食材などもすべて収納したい場合は70~80Lなど、自身の持っているアイテムのサイズと持ち運びたいものの総量に合わせて容量を選びましょう。まだキャンプアイテムをあまり持っていないという方は、先にバックパックを選び、その容量に収まるサイズのアイテムを選ぶという方法もあります。
収納性
バックパックの収納性も大切なポイントです。キャンプアイテムをすべて収められる容量があり、バックルの腰ポケット、バックパックのサイド部分のポケット、フロント部分の外付けやポケットなど、収納スペースが豊富であれば、容量以上の荷物を収めることもできます。
耐久性
リュックを何度も背負ったり降ろしたり、岩場や砂の地面にリュックを置いたり、移動中に木の枝や岩に引っかかったり、アウトドアで利用するバックパックはハードに使うため、耐久性が必要不可欠です。生地が破れたり部品を破損してしまったりしてしまわないように、耐久性がある頑丈なタイプを選びましょう。
荷物の収納・取り出しのしやすさ
荷物の出し入れのしやすさも確認したいポイントです。荷物を取り出しにくいと、設営や撤収の際にやりづらく、ストレスになります。また、バックパック内部のバランスが悪くなり、歩行時にバランスを崩しやすくなるというリスクもあります。移動が徒歩の場合は特に、荷物の出し入れがしやすいモデルを選びましょう。
背負いやすさ
バックパックの背負いやすさも、確認したいポイントです。徒歩での移動を伴うキャンプの場合は特に、背負いにくいタイプだと、肩がすぐに痛くなってしまったり、身体が疲れやすくなったります。可能であれば一度店頭で背負ってみて、背負いやすさを確認してから購入することをおすすめします。
拡張性
収納ポーチを追加できたり、ランタンやコップなどのアイテムを外付けできたり、マットなどの大きなアイテムをくくりつけることができたり、拡張性のあるバックパックであれば、容量が少なくてもしっかり荷物を収納することができます。ソロキャンプ用のバックパックを選ぶ際には、拡張性にも注目しましょう。
デザイン性
他人からの干渉を受けず、自分の好みの世界観で統一できるのがソロキャンプの魅力のひとつです。バックパックはキャンプのメインアイテムのひとつで、好みのデザインのタイプを選ぶことで、充実感をより高めることができます。シンプルでスタイリッシュなUL系、無骨でワイルドなミリタリー系、機能性に特化したデザインが美しい登山系など、好みに合わせてバックパックのタイプやデザインを選びましょう。
ソロキャンプにぴったりなバックパック4選
ここからはソロキャンプにぴったりなバックパックを4つご紹介します。
ミレー サースフェー 50+15 LD
ミレーのサースフェー 50+15 LDは、登山用のバックパックです。50+15 LDはテント泊の定番モデルで、容量が大きくバックパックキャンプにも対応可能。頑丈なCORDURAナイロン素材、背中とヒップベルトの蒸れを防ぎ乾燥へと促す背面システム、ショルダーの痛みを軽減するクッション性抜群のフォームなど、重荷での長時間行動でも快適に利用できます。サイドポケット・大型ヒップベルトポケットなど、収納性スペースが豊富なのも魅力的。
ファウデ ムンド65+トゥーゴー
ファウデのムンド65+トゥーゴーは、収納力抜群のトレッキング・ツーリング専用のバックパック。65+12Lの大容量で、キャンプアイテムが十分格納できるサイズ感。すっきりとシンプルなデザインが特徴です。デイバックが付属で付いており、飛行機内の持ち込みバッグや旅先でも利用できる汎用性の高いモデル。収納力はあるものの、拡張性は低いため、徒歩移動というよりは、持ち運びがしやすいツールボックスとして利用し、車移動でのキャンプに利用するのもおすすめです。
グレゴリー パラゴン58
グレゴリーのパラゴン58は、身体へのフィット感が好評のグレゴリーのバックパックです。長期間の縦走やロングトレイルハイキングのために設計されているため、移動中の快適性が抜群。気性が高く体の動きにしなやかに追従するフリー・フロート・サスペンション、柔軟に調節可能な3Dコンフォート・クレイドル・ヒップベルトなど、立体的な構造で身体を包み込み重荷でもストレスフリーな快適性を実現しています。ポケットや荷物の取り出しやすさもあり、性能のバランスが非常に良いバックパックです。
タトンカ ノラス 65+10
タトンカのノラス 65+10は、テント泊のトレッキングやハイキング用のバックパックです。容量は65+10Lの大容量で、たくさんのキャンプアイテムを格納することができます。重量は2kgと容量に対して軽量で、荷物に素早くアクセスできるように、バックパックのフロント部分に大きな開口部が付いているのもポイント。設営・撤収がしやすいデザインになっています。機能のバランスが優れているのと、価格がリーズナブルなのも魅力。コストパフォーマンスの高いバックパックです。
まとめ
バックパックひとつに荷物を詰めて、必要最低限のアイテムでキャンプを楽しむバックパックキャンプに憧れを持つ方も多いでしょう。バックパックキャンプには、荷物をストレスなく持ち運べて、かつ設営・撤収が容易な機能性に優れたタイプがおすすめです。また、所有欲やキャンプの充実感を高めるために、好みのデザインのタイプを選びたいところ。ソロキャンプ用のバックパックをお探しの方は、今回ご紹介した選び方のポイントを参考にしてみてください。
ITEM この記事で紹介されたアイテム
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ミレー / MILLET
サースフェー 50+15 LD / SAAS FEE 50+15 LD / MIS0732
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ファウデ / VAUDE
ムンド65+トゥーゴー / Mundo65+ToGo
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タトンカ / TATONKA
ノラス 65+10 / ブラック NORAS 65+10 1325
WRITER PROFILE
writer ラグビー登山家 ナガサワ |
世界初のラグビー登山家。 2019年W杯のエンブレムに描かれていたダイヤモンド富士からインスピレーションを受け、25ヵ国の国と地域の出場経験国の最高峰にトライ。 GsMALLが挑戦者や冒険者にとって無くてはならないサービスになるコトと、カナダ最高峰ローガン(5,959 m)の山頂にトライを決めるコト、W杯版聖火リレー(みたいなモノ!?)を創設するコトが夢。