アウトドアチェアの種類と選び方。初心者におすすめのアウトドアチェア9選もご紹介

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はせ

アウトドアアクティビティをより快適にするアウトドアチェア。キャンプはもちろん、釣りなどさまざまなアクティビティで便利に活用できます。アウトドアチェアにはさまざま種類があり、どのタイプを選ぶべきかお悩みの方もいるでしょう。この記事では、アウトドアチェアの選び方とおすすめ9選をご紹介します。

アウトドアチェアとは?概要と種類を解説

まずは、アウトドアチェアとはどのようなものなのか?概要と種類について解説します。

野外での利用に適した収納力・利便性・耐久性

アウトドアチェアは、野外での使用を想定して作られたイスの総称です。持ち運ぶことを想定して折り畳んだり、分解してコンパクトに収納できたりするものが多く、野外でも快適に利用できる設計になっています。また、不整地での利用や長時間の利用を想定して、強度や耐久性が高い製品も多々あります。

4種類のアウトドアチェア

アウトドアチェアには、大きく分けて以下の4種類があります。

ローチェア

正式な定義はありませんが、座面が床から30cm以内のタイプをローチェアと呼びます。背もたれに大きく寄りかかることができ、足も前方に伸ばすことができるため、身体への負担が少ない点が特徴です。テーブルが高いと利用できないのと、立ち上がるのに負荷がかかるのが注意点です。

ハイチェア

ハイチェアは自宅などで利用するものとほとんど同じ高さのイスです。日常的にほとんどの方が利用している高さのため、違和感なく使えるでしょう。長時間座り続けると少し腰への負担が大きいですが、移動が多い、または立ったり座ったりが多い場合は快適です。種類が多く、低価格なのが特徴ですが、ローチェアに比べると収納しにくいといえます。

スツール

スツールとは背もたれのないコンパクトなイスのことです。ほとんどが折り畳み式のため、組み立てたり分解したりする必要がなく、設営がもっとも簡単なタイプといえます。シンプルな設計のため、物置として使ったり、簡易のテーブルとして活用したり、汎用性が高いのがスツールの魅力。長時間座り続けるのは身体への負担が大きいですが、ひとつは持っておくとアウトドアシーンで便利に活用できます。

ベンチシート

ベンチシートは、その他の通り簡易の折り畳み式のベンチです。背もたれがあるタイプとないタイプの2種類があります。背もたれがあるタイプは、複数人で利用できるためグループキャンプやファミリーキャンプで活躍します。背もたれがないタイプは、座って利用できるのはもちろん、棚のように道具を並べるのにも活用できます。アウトドアチェアの中でももっとも大きく収納のしにくさはあるものの、グルキャン・ファミキャン派の方におすすめです。

アウトドアチェアを選ぶ際のポイントは?

次にアウトドアチェアを選ぶ際のポイントについて解説します。

キャンプに行く人数で選ぶ

まずはキャンプに行く人数に合わせて選んでみましょう。人数に合わせてアウトドアチェアを選ぶと例えば、以下のようになります。
・ソロキャンプ、少人数(2~3人)のキャンプ:ローチェア
・グループキャンプ(4名以上):ハイチェア・スツール・ベンチシート
ソロや少人数でゆっくりキャンプを楽しむのには、身体への負担が少ないローチェアが適しています。収納がコンパクトで徒歩や自転車でキャンプをする際にも便利でしょう。
反対にグループなどの大人数でキャンプを楽しむ際は、みんなでBBQをしたり、会話のために移動したりと動きが多くなりがちです。そのため、立ち上がりやすいハイチェアが使いやすいでしょう。また、複数人が座れて棚としても利用できるベンチシートや、予備のイス・物置など汎用性の高いスツールもグループキャンプがメインの方に良いでしょう。ただし、子どもを含むファミリーキャンプの場合は、足が地面に付いて安心な、ローチェアが良いかもしれません。

テーブルの高さに合わせて選ぶ

テーブルの高さとイスの高さが合っていないと、食事が不便なだけでなく、居心地が悪くくつろぐことができません。アウトドアチェアを選ぶ際には必ずテーブルの高さを確認しましょう。ローテーブルにはローチェア、一般的な高さのテーブルにはハイチェアと覚えておくと良いでしょう。ベンチシートやスツールも同様です。

焚火の有無で選ぶ

焚火をゆっくり楽しみたいという方は、焚き火台の高さに合わせてイスを選ぶのがおすすめです。多くの焚火台は低めに設計されているため、ハイチェアだと目線よりも下に焚火台があり、扱いづらくなる可能性があります。焚火を楽しむキャンプにはローチェアが適しています。

自宅で使用するか否かで選ぶ

自宅での利用も検討している場合は、どのような種類であってもフローリングを傷めない設計またはオプションがあるタイプを選ぶ必要があります。部屋のインテリアとも自然に馴染むように、デザインやカラーにも注意しましょう。また、利用頻度が高くなるため、強度や耐久性が高いものがおすすめです。

初心者におすすめのアウトドアチェア9選

ここからは、初心者におすすめのアウトドアチェアをご紹介します。

ヘリノックス コンフォート チェア

ヘリノックスのコンフォートチェアはローチェアの定番ともいえる名品です。世界的に有名なテントポールメーカーが開発しているため、強度や耐久性は折り紙つき。軽量でコンパクトなため、車やツールボックスにも収納しやすく、容量が大きいタイプであればバックパックに入れることもできます。デザインも洗練されており、アウトドアと自宅、両方で使いたいという方にもおすすめです。

ヘリノックス コンフォート チェア

ホールアース ボンファイヤーチェア

ホールアースのボンファイアーチェアは、座面高さ13cmの超ロースタイルチェアです。難燃加工が施されており、商品名の通りゆったり焚火を楽しみたい方におすすめのローチェアです。オリーブ・ブラックの2色展開で、無骨なキャンプスタイルにも相性抜群。折り畳み式で設営と撤収が簡単なのもポイントです。

ホールアース ボンファイヤーチェア:

ホールアース ハイバックチェア ステラ

ホールアースのハイバックチェア ステラは、リクライニング機能の付いたラグジュアリーなアウトドアチェアです。高さは30cmとロースタイルの設計で、アームが天然木でできたラルなナチュラルなデザイン。フレームはアルミパイプのため非常に軽量で、女性でも扱いやすいアウトドアチェアです。

ホールアース ハイバックチェア ステラ

ホールアース ローキャリーコンパクトチェア

ホールアースのローキャリーコンパクトチェアはスクエアスチールパイプを採用した高い強度と安定感が魅力のロースタイルチェアです。座った時の安心感や安定感が欲しいという方にぴったりです。折り畳み式ではあるもののやや大きいため、車でキャンプに行く方におすすめです。

ホールアース ローキャリーコンパクトチェア

ホールアース クラムチェア

ホールアースのクラムチェアは、中綿がたっぷりと入った座り心地が抜群のアウトドアチェアです。保温力も高く、春や秋のシーズンにぴったり。包まれているような安心感を覚えながら、ゆったりとリラックスすることができます。高さは約40cmとやや低めの設計で、ローチェアが苦手な方でも安心です。

ホールアース クラムチェア

ギミック ミニチェア

ギミックのミニチュアは、高さ35cmとローチェアの中では少し高めに設計されています。低すぎるローチェアが苦手な方や座り心地が心配な方は、程よい高さもあるギミックのミニチュアからはじめてみても良いかもしれません。フレームは高強度で生地には撥水加工が施されているため、アウトドアでハードに利用しても安心。初心者におすすめのローチェアです。

ギミック ミニチュア

ギミック ヘッドレストチェア

ギミックのヘッドレストチェアは極上の座り心地を追及したアウトドアチェアです。背もたれが大きめにデザインされており、全身をゆだねて頭までしっかりリラックスすることができます。アルミ合金を利用したフレームの強度と、ファブリック生地600デニールを採用した丈夫な生地も魅力。長く安心して利用できるアウトドアチェアです。床からの高さは約40cmで、低すぎるイスが苦手という方にもおすすめです。

 

ギミック ヘッドレストチェア

ギミック アウトドアチェア

ミニチュアとヘッドレストの良いとこ取りをした商品がギミックのアウトドアチェアです。背もたれはヘッドレストチェアよりも短いものの座り心地は抜群。耐久性・強度も兼ね備えており、アウトドアでも安心して利用できます。ミニチュアほど小さくなく、かつ収納力もあるイスをお探しの方におすすめです。

ギミック アウトドアチェア

スロウワー フォールディングベンチ ビアー

スロウワーのフォールディングベンチ ビアーは、2名まで使用できるベンチ式のアウトドアチェアです。耐荷重160kgと大人と子供1人ずつであれば安心して利用できる強度を備えています。同メーカーのテーブルも販売されており、合わせて購入すればそのままキャンプやBBQが楽しめます。自宅のベランダや庭で利用するのも良いですね。

スロウワー フォールディングベンチ ビアー

まとめ

アウトドアチェアにはさまざまな種類があります。どのようなものを選べばよいかわからないという方は、今回ご紹介した選び方を参考に、ローチェア・ハイチェア・スツール・ベンチシートの中から自分のスタイルや用途に合ったものを選んでみてください。

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WRITER PROFILE

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はせ

世界の未確認生物を探している男。1年間会社を休職したことがあり、日本国内のみならず、パプアニューギニア、カナダ、インドネシアの遠征経験あり。 次回の挑戦を虎視眈々と計画中!?

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