登山用のザックはどう選ぶ?特徴を選び方のポイント、おすすめの商品を解説
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writer はっしー |
ザックは登山に欠かせないアイテムのひとつです。登山の三種の神器のひとつで、各メーカーからさまざまなアイテムが販売されています。登山初心者の中には、種類が多すぎて何を選んだらよいかわからないとお悩みの方もいるかもしれません。今回は登山用のザックの選び方やおすすめの商品について解説します。
登山用のザックとは?
登山用のザックの基本情報について解説します。
ザックは登山の必需品
ザックはバックパックとも呼ばれる登山の必需品です。レインウェア・食料・水・衣類などのアイテムを無理なく持ち運ぶためには、背負い心地の良いザックが必要不可欠です。登山をしたいという方は、必ず専用のザックをひとつ用意しましょう。
登山用ザックの種類
登山用のザックには大きく分けて以下の3つの種類があります。
トレッキングパック
トレッキングパックは快適に山歩きを楽しむために設計されたザックです。登山道を歩く一般登山を想定して作られており、ポケットの数が多い点や体に当たる部分には肉厚のクッション材が使われているのが特徴。使い勝手が良く、体への負担も少ないザックといえます。
クライミングパック
登山道だけでなく手足を使って岩や壁を登るクライミングを想定して開発されたバックパックです。トレッキングパックよりもポケットの数が少なく、シンプルな構造が特徴。体の動かしやすさに特化しており、トレッキングパックよりも軽量なモデルが多い傾向があります。
アタックザック
アタックザックは、荷物を中継地点や宿泊先に置いて、最小の荷物で山頂を目指すのに特化したザックです。トレッキングパックやクライミングパックよりも容量が少なく、必要最低限の荷物を持ち運べるタイプです。
登山用のザックの特徴
登山用ザックの特徴について解説します。
身体への負荷を軽減する設計
登山は荷物を持って長時間山を登り続けるアクティビティです。荷物が重いとその分身体への負荷が大きく、ケガや滑落・遭難などのリスクが高まります。そのため、登山用のザックは身体への負担を軽減する設計になっています。
多くの荷物を入れられる収納性
ウェア類・食料類・エマージェンシーキット・その他のアイテムなど、登山にはたくさんのアイテムを持ち運ぶ必要があります。これらのアイテムを無理なく運ぶには、十分な収容量と収納のしやすさが必要です。登山用ザックは、普段使いのカバンよりも収納量や収納性に特化しているといえます。
ウエストポーチなどの登山中の利便性
登山に必要なアイテムの中には、歩きながら利用するものも多くあります。スマホ・地図・行動食などがそれに該当します。これらのアイテムをサッと取り出せるように、登山用のザックにはウエストポーチなどが搭載されています。
登山用のザックの適正サイズは?
登山用のザックの適正サイズについて解説します。
ハイキング・タウンユース
ハイキングやタウンユースを想定している場合、少なめの容量を選びましょう。10~20L程度が目安です。
日帰り登山
日帰り登山を想定している場合は、小型~中型の容量を選びましょう。20~30L程度が目安です。
山小屋を利用した登山
山小屋での宿泊を想定している場合、日帰りよりも荷物がより多くなります。そのため、中型~大型の容量を選びましょう。30~50L程度が目安です。
テント泊登山
テント泊での登山を想定している場合、山小屋登山よりもさらに多くの荷物を運ぶ必要があります。そのため
大型の容量を選びましょう。50L以上が目安になります。
登山用ザックを選ぶ際のポイントは?
登山用のザックを選ぶ際のポイントについて解説します。
山行スタイルに合わせて選ぶ
登山用のザックにはトレッキングパック・クライミングパック・アタックザックの3種類があります。一般登山道を使った登山の方はトレッキングパック、ロープなどを使ったクライミングを含む登山をする方はクライミングパック、メインザックとは別にサブを準備したい方はアタックザックを選びましょう。
山行日数に合わせて選ぶ
山行日数に合わせてザックの大きさを選びましょう。日帰りの場合は20~30L、1泊の場合は30~50L、テント泊または宿泊日数が2泊以上になる場合は50L以上を基準に選んでみてください。
自分の背面長に合わせて選ぶ
ザックの背負い心地は、背面長と呼ばれる背中の長さに合わせて選ぶことでフィット感が増します。ザックを選ぶ際には実際に試着させてもらい、自分の背中の長さに合ったタイプを選びましょう。
オプションの有無から選ぶ
ザックの中には、ウエストポーチなどのオプションを追加できるタイプもあります。山行に合わせてオプションを追加して使い方を変えることができるので、ザックを選ぶ際にはオプションの有無も確認してみましょう。
汎用性や機能性から選ぶ
ザック本体に防水性がある、多機能ポケットが付いている、ハイドレーションを通すための機能など、ザックにはさまざまな機能を搭載したモデルがあります。また、登山だけでなく釣りでも利用したい、タウンユースで使いたいなど、汎用性の高さで選ぶのもポイントです。
初心者におすすめ!登山用ザック4選!
ここからは初心者におすすめの登山用ザックを山行のスタイルに合わせて紹介します。
短時間のハイキング:フォックスファイヤー ライデン20
フォックスファイヤーのライデン20は耐久性のある高密度ナイロンをベースにした容量20Lのザックです。メイン収納に加え、小分け整理や取り出しやすい3か所のファスナーポケットを搭載。ウエストベルトを着脱式にするなど、タウンユースとしての実用性にも優れています。日帰り山行にぴったりなザックです。
日帰り登山:カリマー リッジ30プラス ミディアム
カリマーのリッジ30プラス ミディアムは、様々なトレッキングスタイルに対応するカリマーの定番ザックです。背面システムには、3Dバックパネルを内蔵し、フィット感と安定性が高いのがポイント。フロントポケット・ハイドレーション対応・ワンドポケット・ポールキャリア付き・レインカバー付きなど豊富な機能が搭載されています。
山小屋泊登山:ミレー サースフェー 40+5
ミレーのサースフェー 40+は、ハイキングから本格縦走まで幅広い用途に対応するミレーのザックです。耐久性抜群のCORDURAナイロン素材に、背中の蒸れを防ぎ乾燥へと促す快適性の高い背面システムを搭載しています。山小屋泊をはじめ、日帰りなどさまざまなシチュエーションに対応するザックです。
テント泊登山:グレゴリー バルトロ 65 RC
グレゴリーのバルトロ 65 RCは、快適さとパフォーマンスを約束するフリー・フロートA3・サスペンションを搭載したザックです。可動式のオートフィット機能付きショルダーハーネスとダイナミックなヒップベルトを採用しており、高重量を背負っているとは思えない背負い心地が魅力。65Lとテント泊登山に十分な容量のモデルです。
まとめ
登山に必要なアイテムを収納するザックは登山に欠かせないアイテムです。どのモデルが良いかわからない、選び方の基準が知りたいという方は、今回ご紹介した内容を山行に登山用のザックを選んでみてください。
ITEM この記事で紹介されたアイテム
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フォックスファイヤー / Foxfire
ライデン20 / カーキ RAIDEN20 7421221
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カリマー / karrimor
リッジ30プラス ミディアム / Kブルー ridge 30+ Medium 501100-4400
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ミレー / MILLET
サースフェー 40+5 / SAAS FEE 40+5 / MIS0638
WRITER PROFILE
writer はっしー |
趣味は低山ハイキング。写真を撮りながらのんびり歩くのが好き。 最近は新たなアクティビティを模索中。GsMALLチャンネル(Youtube)にも出演中