BRING&INTERVIEW 福本玲央 記事
underwear
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writer GsMALL編集部 |
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BRING™は繊維から生まれた再生ポリエステル「BRING Material™」をコア素材に使用。アクティビティと日常生活をシームレスに繋げる、機能的で多用途なアパレル製品をオールジェンダー向けに提供しています。
また、様々なブランドや小売店等と協力して、使用済みの服や繊維製品を回収し、地球の資源に循環させるサービスを運営。
この夏、BRINGのWUNDERWEARはフォトグラファーとカナダ北極圏に位置するサマセット島へ共に旅をしました。
INTERVIEW | 福本玲央
北極圏で“日常着”としたベースレイヤー──写真家・福本玲央、サマセット島の旅と
Contents
BRING“WUNDERWEAR”
24時間沈まない太陽のもと、肌感覚の季節は一日の中で目まぐるしく入れ替わる。 8月とは思えない冷たい風に体感は0度前後、かと思えば日が差すとポカポカとした陽気を感じる こともあった。写真家・福本玲央が向かったのは、カナダ北極圏はサマセット島。 ベルーガ(シロイルカ)が出産や休息のために集まる浅瀬の入り江をめざす旅だった。 その過酷で美しいフィールドにおいて、ベースレイヤーとして福本が選んだ BRINGの“WUNDERWEAR”がどう機能したのか、9日間に及ぶ現地での実体験を聞いた。

▶ カナダ北極圏・サマセット島
ベルーガの営巣地をめざす旅
2日本からバンクーバー、イエローナイフを経てチャーター機でサマセット島へ飛んだ。浅瀬が広 がるサマセット島の入江は、ベルーガの天敵であるシャチが入れない。この静かな地にベルーガ たちは、子を産み、体を休めるために毎夏訪れる。多い時には2000頭以上も集まるとされるこの 場所で、今回の旅の目的は、ベルーガの姿、 そしてその声を記録することだった。 福本は“地球の記録”を残す行為として、この地を訪れた。

宇宙の記憶を持つ生物
先住民の神話の中では「人の先祖と魂を結ぶ存在」と言われるベルーガ。真っ白でなめらかなフ ォルム、そして穏やかに見えるその表情からも、なんだか並々ならぬ力を宿しているように見え ることは納得する。彼らは“この海の全てを知っている”存在であると捉える人もいるらしい。しか しその根拠は神話やイメージからだけでなく、脳科学からも語られる。
ベルーガは私たちと同じ哺乳類だが、私たち人間よりも大きな脳を持っている。単純に大きさが 倍だったとき、その頭脳の優秀さは計り知れないことになるらしい。クジラやイルカなどの鯨類 は自分が生まれる前の全て、祖先の経験や体験も全て継承された記憶を持っている、というのは 一流の脳科学者が語った話だ。なんということだろう。クジラたちはこの海の全てどころか、こ の宇宙の全てを知っているような、神秘の存在なのか。彼らの頭の中に広がる宇宙は、私たち人 間からしたらとんでもないロマンだ。
実際に「カナリアンドルフィン(Canary Dolphin)」とも呼ばれるベルーガは、しっかりと言葉を使 ってコミュ ニケーションを図る。人間と宇宙神秘学をつなぐ存在───ベルーガを目の前にするこ とができたら、その声をとって解析する。それをすることにどのくらい意味があるのかわからな いが、人間と自然の真理に迫るため、それは福本にとってはっきりと必要なフローだった。
バギーで8時間以上の捜索も辞さない行動距離で、浅瀬 の入り江・支流・海氷縁を探し続ける。
残念ながら今季は回遊タイミングがずれ、ベルーガの群れは不在だった。

サマセット島という土地

寝転がって目を閉じると、人工的な無音空間に置かれている錯覚に福本は陥った。マイクを通し て音を聞くと小川の音、風の音、自然の音はそこに存在しているはずだが、自分の鼓膜が拾う生


何があるわけではない静かな時間を、セラピーのように福本はしばしば1人愉しんだ。
福本は旅の中で不思議な感覚に陥る体験をした。北極の守り神とも言われる麝香牛(ジャ コウウシ)の川渡りに遭遇した時だった。一頭の麝香牛が灰色に染まる世界の中でゆっく りと歩む姿を見ていると時間の感覚が失われるように夢中になってその光景を観察した。 それはまるで先住民の神話を連想させるシーンだった。この時なぜか福本は何かが起こり そうな無意識の錯覚があった。虫の知らせのような人間の感覚や神秘と呼ばれる体験をも しかしたらベルーガは微笑みながら理解し、この現象を言語 化して脳みそを介し、後世 に伝えるのかもしれない。 とにかく今回の旅は、ベルーガを発見できなくてもはっきり と意味があるものだった。
とにかく今回の旅は、ベルーガを発見できなくてもはっきりと意味があるものだった。


▶ 次の遠征へ:地球の記録を残すために
「写真集は200年後に1冊したい」 福本の視線は、短期の評価を超えた“地球の記録”としての写 真表現に向いている。今回、ベルーガの大集結には出会えなかったが、会えない旅もまた次の旅 につながる。 北極の風は、装備の良し悪しをごまかさない。WUNDERWEARが日常着として機能 したことは、紛れもない現地 の実感だった。次の遠征でも、自然との距離を保つ装備とふるまい で、彼は旅のページを彩り続ける。

▶極地で“頼りになった”理由──WUNDERWEARのリアル
環境条件(気温・風・移動・活動量)
現地の体感は常時0°C前後。風が出れば一気に氷点下に凍える一方、日が差すと15°Cほどのポカ ポカに振れる時間 帯もある。バギー移動中は強風で体感が急降下、徒歩やパドルワークでは発汗 →停滞→冷えのサイクルが何度も 訪れる。 この条件下では、ベースレイヤーの質が一日の快適・集中・安全を左右する。
1. 寒暖差と風に強い「保温持続」
「ずっと身につけていられた」福本はまず保温の“持続”を挙げた。 バギーで風を受ける時間、撮 影で止まる時間、長く歩く時間――アクティビティの切り替えが多い北極では、脱ぎ 着の頻度を減らせること自体がパフォーマンスだ。WUNDERWEARは素肌側の暖かさが抜けにく く、停滞時も “芯の温度”が落ちにくい体感だったという。
2. 連日着回しても平気な「匂いにくさ」
「一度も洗濯しなかった。それでも匂いが気にならない」 拠点となるロッジので過ごす時間、他 者との距離感が近い場面は少なくない。――極地のハードユースでも臭気トラブルが起きにくいこ とは、装備としての信頼に直結した。
3. 動き続ける日の「汗抜けと着心地」
発汗後に止まる、また動く――。汗冷えの回避は集中力と安全の要だ。 WUNDERWEARは肌離れ がよく、べたつきにくい。首元・袖口のストレスが少ないため、カメラ操作やパドルワー クの妨 げにならず、不快に感じることはなかったという。結果、レイヤー調整の回数が減り、撮影機会 のロスが減る。
4. 非日常で“日常着”化する汎用性
テント内での夜は上下のWUNDERWEARをそのまま寝間着に。 朝はそのまま上にシャツや ダウンを重ねて外へ出る。“装備”と“くつろぎ”がシームレスにつながることで、 回復が早く、次の 行動にすぐ移れる。極地ではこのわずかな省エネが、1~2週間の遠征で大きな差に変わる。

▶ 装備ミニログ
ベースレイヤー:WUNDERWEAR(上下)
行動中:風が強いバギー移動時も芯が冷えにくい。
停滞/撮影:肌離れがよく汗冷え感が少ないため、レイヤー増減が小さくて済む。
ロッジ内/就寝:そのまま寝間着化。朝は上に足すだけで外に出られる。
首・顔まわり(バラクラバ/ネックウォーマーの代替)
呼吸がしやすく、結露で濡れても不快が残りにくい。
行動スナップ
バギーで8時間以上の長距離移動、カヌーでの水上アクセス、徒歩探索の反復。
体感0°C前後、日差しで15°Cまで上がる時間帯も。

▶ まとめ
こんな人に:寒冷~低温域で動き続けるハイキング/パドリング/撮影・取材/遠征キャンプ
効いたポイント
1. 保温の持続(寒暖差&風)
2. 匂いにくさ(連日運用)
3. 汗抜け/肌離れ(行動⇆停滞の反復)
4. 日常着化(就寝~朝の即行動)
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WUNDERWEAR メリノウールと再生ポリエステルの特徴を
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▶ 自然を傷つけない距離感──現地ロッジの姿勢
拠点となったロッジは、夏の短いシーズンのみ訪問者数を制限して運営される。カナダ人冒険家 一家が管理するこの地では原生自然環境、野生動物の生態を尊重する姿勢が徹底されている。北 極点への遠征を幾度となく完遂した経験を持つ彼らだからこそ自然の中での人間の無力さ、そし て人間と自然の繋がりを理解し彼らの方法でこの土地を次の世代へ繋げている。厳密には人間 が全く訪れないことが、変わらぬ形で この地を守っていくには正解なのかもしれない。しかし この筆舌に尽くしがたい美しい地が、今確かに地球上に存在していること、そしてそれを守るた めに私たちがこれからどう生きていくか、訪れた者にそんなことを考えさせる迫力との対面が、 長期視点で「保全活動」に繋がる。そう信じて彼らは、夏の終わりと共に片付けた大量の荷物 と共にこの場を去り、また次の夏にここに戻ってくるのだろう。

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