釣り道具は何から揃えればよい?道具の揃え方と必需品
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writer やまちゃん |
釣りに必要な道具は、釣り方・釣る魚・釣る場所によって大きく変わります。しかし、どんな釣りにも必ず必要な必需品と呼べる道具があります。今回は、釣り道具を揃える際の考え方やどんな釣りにも必要な、基本となる道具をご紹介します。
釣り方・釣る魚・場所は?釣り道具の揃え方
ここでは、釣り道具を揃える際の考え方と初心者が揃えたい釣り道具についてご紹介します。
釣り方・釣る魚・釣る場所によって必需品は変わる!まずは釣り方と場所の確認を
釣り道具にはさまざまなバリエーションがあり、釣り方・釣る魚・釣る場所によって竿・リール・仕掛けなどが変わります。釣り道具を揃える際には、まずはこれらの情報を整理しましょう。これらを整理せずに道具を揃え始めると、釣り方・釣る魚・釣る場所と購入した釣り道具が合致せず、追加で購入したり買いなおしたりする必要があります。
【例】
・釣り方:ルアーフィッシング
・釣る魚:シーバス
・釣る場所:都会の港湾部
・必要な道具:海用のルアーフィッシングロッド・リール・PEライン・リーダー、シーバス用のルアー各種・ランディングネットなど
釣りをはじめる際には、釣り方・釣る魚・釣る場所に合わせて必要な道具をリサーチして、ひとつひとつ揃えていきましょう。
初心者が揃えたい釣り道具とは?
釣り方や釣る魚によって、揃える道具が変わると解説しましたが、どんな釣りにも必要な必需品があります。初心者の方は、まずは必需品を揃えるところから始めましょう。
どんな釣りにも必要な釣り道具
どんな釣りにも必要な釣り道具は以下の12点です。それぞれの用途や必要性について解説します。
釣竿
仕掛けを投げたり、しなりで魚の引きを吸収したりする役割を持つのが釣り竿です。手で直接糸を引く釣り方もありますが、基本的に釣りをはじめるには釣竿が欠かせません。なお、選ぶ釣り竿は、釣り方・釣る魚・釣る場所によって変わります。
リール(糸)
リールは糸を巻き取る道具です。リールに糸を巻き、糸の先端に仕掛けを付けることで釣れた魚を手元まで巻き上げることができます。竿に直接糸を結びつけるのべ竿での釣り以外は、糸の付いたリールが必需品になります。なお、選ぶリールや糸は、釣り方・釣る魚・釣る場所によって変わります。
仕掛け
仕掛けは、エサやルアーのことです。エサやルアーで魚を引き寄せ、針にかけることで魚を釣ることができます。なお、選ぶ仕掛けは、釣り方・釣る魚・釣る場所によって変わります。
ツールボックス
ツールボックスとは、釣りに必要な道具を収納するためのボックスです。複数の道具をバラバラにすると、いざというときに見つけられなかったり、道具を失くしてしまったりする可能性があります。効率的に釣りができるように、ツールボックスを準備しましょう。
ライフジャケット
海であっても川であっても、釣りをしていると落水のリスクが付きまといます。万が一の際に自分や家族の身を守るためにも、ライフジャケットは必要不可欠です。
ハサミ
ハサミは仕掛けと糸を結んだあとの端糸や仕掛けと糸を切り離したりする際に使用します。釣りを始める際には必ず準備しておきましょう。
プライヤー
プライヤーは、釣れた魚から針を外す際に利用します。プライヤーを使わずに針を外すと、指に針が刺さる可能性があり危険です。必ず準備しましょう。
水汲みバケツ
水汲みバケツは、釣れた魚を入れておいたり、釣りが終わった後に汚れた地面を洗ったりするために利用します。折り畳みできてコンパクトになる水汲みバケツをひとつ用意しておきましょう。
ヘッドライト/懐中電灯
夜間に釣りをする際はもちろん、日中に釣りをする場合でもヘッドライトや懐中電灯を用意しておきましょう。日中に釣りをはじめても、思いのほか時間が過ぎ、日が暮れてから撤収するということも考えられます。暗い状態の撤収は時間もかかり、針などでケガをする可能性もあります。ヘッドライトのほうが両手が空くので作業がしやすくなります。
魚掴み
魚掴みは、釣れた魚を掴むための道具です。背びれに毒を持つ魚もいるのでケガ防止にも役立ちます。手が汚れず魚臭くならないので、魚を触りたくないという人にもおすすめです。魚掴みであれば、洗浄して何度でも使えるため、ひとつ準備しておくと便利です。
タオル
釣れた魚を掴む、汚れた手をぬぐう、汗を拭くなど、タオルは釣りの必需品です。魚掴み用・汗拭き用など、1枚だけでなく複数枚準備しておくと良いでしょう。
エマージェンシーキット(絆創膏・消毒液・包帯など)
釣った魚の背びれやエラで手を切ったり、針が指に刺さってしまったり、釣りにはケガのリスクがつきまといます。万が一の際に絆創膏・消毒液・包帯などの最低限のエマージェンシーキットを準備しましょう。
ゴミ袋/ジップロック
釣り場で出たゴミを回収したり、魚を入れたりするためにゴミ袋やジップロックを準備しましょう。海や釣り場にゴミのポイ捨てをしたり、そのまま残して帰ったりするのはマナー違反です。必ずゴミ袋やジップロックを準備して、ゴミは残さずに持ち帰りましょう。
釣る魚や釣り方に合わせて用意したい釣り道具
必需品とまでは行かないものの、できれば準備したい釣り道具は以下の9点です。それぞれの用途について解説します。
クーラーボックス
クーラーボックスは、釣った魚の鮮度を維持するのに利用します。ビニール袋などで区分けして、飲み物や食べ物を収納することもでき、長時間釣りをする際には準備しておきたい釣り道具です。
タモ
タモは釣れた魚をすくうための道具です。大きな魚が釣れたとき、防波堤などの場合、途中で糸が切れたり、針から外れてしまったりしてしまう可能性があります。また、無理やり引き上げると、竿が折れてしまうこともあります。大きな魚が釣れる可能性がある場合は、タモを準備していきましょう。
グローブ
グローグを付けていくと、針が刺さったりしてケガをするリスクを軽減できます。また寒い時期は防寒にもなるため、できれば釣り用のグローブを準備しておきましょう。
サングラス
日中に釣りをする際に便利なのがサングラスです。まぶしさや紫外線による目へのダメージを軽減できます。夏場など日差しが強い際には準備しておきましょう。
フィッシュグリップ
フィッシュグリップは魚の口をはさみ、持ち上げるための道具です。ルアーフィッシングなどで、30cm以上の大きめの魚が釣れる可能性がある場合は準備しておきましょう。
スパイクシューズ
スパイクシューズとは、ソールにピンが付いている靴のことです。ピンが滑り止めの役割を果たし、磯場などで転倒するのを防ぎます。防波堤などの場合は不要ですが、磯場で釣りする際には必ず必要な道具です。
ロッドケース
釣り竿を収納するための道具がロッドケースです。電車で移動する、または車から釣り場までが離れている場合に便利です。また、釣り竿にキズが付くのを防ぐこともできます。
ナイフ
魚を美味しく食べるために血抜きをする方は必ずナイフを持参しましょう。そのほか、さまざまな用途で利用できるため、釣りに行く際にはできればひとつ用意しておきましょう。
まとめ
今回は、釣りに必要な必需品とできれば準備したい釣り道具をご紹介しました。一気にすべてを集めるのは大変なため、まずは必需品から準備して、用途に合わせて少しずつ揃えていくと良いでしょう。また、ロッド・リール・仕掛けなどは、釣り方・釣る魚・釣る場所によって、選ぶ種類が異なります。情報収集して自分の目的に合致したものを選びましょう。
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WRITER PROFILE
writer やまちゃん |
高校の山岳部で山の魅力にとりつかれてはや20年。 ロードバイクも好きで今はグラベルロードにどっぷりハマリ中。 週末は未知のトレイルを探しあちこち走りまわってご当地のお茶を買うという唯一無二の趣味を持つ男。