キャンプ初心者の場合、どんな服装を着ていけば良いのかわからないですよね。今回は、キャンプに適した服装と選ぶポイントについて紹介します。

キャンプに適した服装を選ぶポイント

キャンプの服装に正解はないとはいえ、キャンプを快適に過ごすには服装選びも重要です。暑さや寒さ、虫対策といった気になる点もふまえながら、一緒に見ていきましょう。

動きやすいか

料理を作ったり、テントを張ったり、何かと身体を動かすことの多いキャンプでは、基本的にはアウトドアファッションで動きやすい服装を選択すると良いでしょう。

伸縮性に優れたトップスなどは快適で動きやすく、普段着としても最適です。

機能性が高いか

野外キャンプであれば、日焼け対策や防寒対策、虫よけ対策などが欠かせません。
そのため、服選びの際には機能性も重視しましょう。

時期によっても選ぶべき機能は異なります。
夏場は、通気性や吸汗速乾性に優れた服装を、冬場は、発熱や保温機能がある服装がおすすめです。

暑さ寒さ以外にも、虫が嫌う特殊な匂いを放つ服装や、汚れにくく洗濯しやすい服装など、デザインだけでなく機能性も重視しながら選ぶと良いでしょう。

気温に合わせられるように

急激な天候や朝晩の気温の変化に応じて、すぐに脱いだり着たりできる服装を用意しておきましょう。特に山中の場合は気温の変化も激しいため、事前に目的地の気温をチェックし、暑さ対策や防寒対策などをしっかり行うことがポイントです。

キャンプの内容に合わせられるように

キャンプで火を起こしたり、焚き火をしたりすると、火の粉が飛んで衣服に穴が開くことがあります。コットン生地の服装であれば燃えにくいため、火を使うシチュエーションだけ着替えるのも対策のひとつです。

ナイロンやポリエステルといった化学繊維の素材は燃えやすいので注意しましょう。

熱中症や紫外線対策ができるか

最近では夏場だけでなく、冬場でも熱中症になる人が増えています。また、冬場だからといって紫外線対策を怠らないようにしましょう。

キャンプ場は野外で過ごす時間が多いため、特に注意が必要です。

水分をしっかり補給し、帽子やサングラスなどを活用しながら、熱中症や紫外線対策を心がけてください。

キャンプの時期別の服装の選び方

暑い時期や寒い時期の服装の選び方にはポイントがあります。ポイントをおさえながら、季節に合わせたコーディネートを楽しんでください。

暑い時期

キャンプに慣れた方であれば、虫よけ対策として肌を露出しない方もいます。ただし、暑さを我慢して無理するのはおすすめしません。以下でご紹介する服装選びのポイントを参考に、ご自分に合った服装選びを行うようにしましょう。

トップス

暑い時期であっても、長袖シャツは紫外線や虫よけ対策になります。速乾性の高いTシャツであれば長袖でも汗が蒸れにくいです。

ボトムス

軽量のボトムスが最適です。動きやすく、破れにくいものが良いでしょう。トップスと同じく、通気性や吸汗速乾性を考慮して選んでみてください。

アウター

春夏でも朝夕は気温が下がりやすく、想像以上に冷え込むことがあるので、アウターは持っていた方が良いでしょう。

ウィンドブレーカーやシェルジャケット、薄手のパーカーなどが便利です。

その他

サングラスや帽子は紫外線対策に必須のアイテムです。サングラスはUV機能が備わったもの、帽子はツバのあるキャップなどが良いでしょう。

寒い時期

今はファストファッションでも薄くてあたたかい、高機能な服が売られています。体が冷えにくい服装で、寒い時期のキャンプを楽しみましょう。

トップス

秋は昼夜の温度変化に備えて、長袖にパーカー、ネルシャツなどを重ね着するのがおすすめです。また、冬は保温性の高いスウェットやフリースなどで防寒対策を行いましょう。

ボトムス

裏起毛のあるロングパンツやタイツの重ね着、厚手の靴下など、外からは見えないところもできるだけあたたかくするようにしましょう。

アウター

秋冬の季節は、ダウンジャケットやフリースなどがおすすめです。朝晩は特に冷え込むので、保温性の高いアウターを選びましょう。

その他

イヤーマフ（耳あて）や充電式カイロなどもあると便利です。かじかんだ耳や手足をあたためることができます。

まとめ

キャンプの服装は機能性や時期に合わせた選び方が重要になります。でも、せっかくキャンプに行くなら、オシャレも楽しみたいですよね。

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