釣りにパックロッドはあり?パックロッドの用途・選び方とおすすめ3選

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はっしー

パックロッドとは、小さく収納できる釣竿のことです。旅先で釣りがしたいときにカバンに忍ばせたり、海でのキャンプに持っていったり、持ち運びがしやすいのが特徴です。今回は、パックロッドの用途の他、選び方やおすすめの商品について解説します。

パックロッドとは?用途と種類

まずはパックロッドの用途と種類について解説します。

パックロッドの概要・用途

パックロッドの概要・用途は以下です。

パックロッドとは?

小さく収納できるタイプの釣竿をパックロッドと呼びます。最大の特徴は持ち運びのしやすさと収納性で、小さいものであれば、デイパックのような日常使いのカバンにも収納することができます。釣り場までの移動手段が電車・自転車・バイクなどの方に利用されている他、旅行先やキャンプに持っていくサブロッドとしても重宝されています。収納サイズは長いもので80cm、短いもので40cm程度になります。

パックロッドの用途

パックロッドの用途はさまざまです。長い竿を持ち運ぶことができない場合のメインロッドとして利用する方もいれば、旅行やキャンプでサブロッドとして利用する方もいます。また、飛行機などで釣り遠征をする方にも利用されています。

パックロッドの種類

パックロッドには以下のような種類があります。

並継ぎタイプ

並継ぎタイプとは、ティップ側の下端をバット側に差し込む構造の竿です。ティップ側が細くバッド側は太くなるのが特徴です。ティップ側に繊細が求められつつ、バッドに強さが必要な怪魚系の魚を狙う竿や、メタルジグというルアーを操作するジギングロッドなどによく見られます。

逆並継ぎタイプ

逆並継ぎタイプは、バット側の先端をティップ側に差し込む構造のロッドです。継ぎ目のない1ピースロッドと同等の厚さで竿を作りことができ、強度に優れているのがポイントです。ただし、継ぎ目がやや太くなり、竿の曲がりなどがやや犠牲になることもあります。

振り出し式(テレスコピック)タイプ

振り出し式(テレスコピック)タイプは、竿を分解せずに、内部に押し込んでいく入れ子構造のロッドです。糸を通すガイドに糸が通ったままでも竿を縮めることができるのが大きな特徴。竿を細く作る必要があるため、強度が低くなりやすいのがデメリットです。

パックロッドのメリット・デメリット

パックロッドのメリット・デメリットについて解説します。

メリット

パックロッドのメリットは、なんといっても収納性や携帯性の高さです。短く収納できることから、移動手段を問わずに持ち運びの負担が軽減されます。カバン・トランクケースなどにも収納でき、自宅の保管もしやすいでしょう。また、大物を狙う場合を除いて、リーズナブルな商品が多いのもメリットのひとつです。

デメリット

パックロッドのデメリットは、耐久性や長さを求めるとそれに比例して価格がかなり高くなっていくという点です。ちょっとした小物釣りのレベルであれば、問題ないものの、大物を狙う場合はかなりの予算が必要になることも。

パックロッドを選ぶ際のポイント

パックロッドを選ぶ際のポイントについて解説します。以下の4つのポイントに注意して選びましょう。

用途に合わせて選ぶ

パックロッドを選ぶ際にはまずは用途を確認しましょう。電車で釣りにいくためのロッドなのか、遠征用のメインロッドなのか、キャンプや旅行に持っていくためのサブロッドなのかなど、用途によって選ぶべき種類が異なります。

狙う魚種から選ぶ

パックロッドを選ぶ際には、どのような魚種を狙うのかも把握しておきましょう。キスやアジなどの小魚なのか、シーバスのようなルアーで狙う中型魚なのか、青物やクエなどの大物を狙うのか、魚種によって必要な竿の長さや強度が異なります。狙う魚種に合わせて必要なパックロッドを選びましょう。

釣り方から選ぶ

ルアーフィッシング・生餌をつかった飲ませ釣り・サビキやちょい投げ・フカセ釣りなどなど、釣りにはさまざまな釣り方があります。釣り方によって狙う魚種や魚のサイズが大きく異なります。どのような釣り方でどのような魚を狙うのかを踏まえて、必要な竿の強度・長さ・タイプを選びましょう。

移動手段から選ぶ

電車で移動する場合は普段使いのカバンに入るサイズ、旅行で使う場合は大型のバックやスーツケースに入るサイズ、飛行機での遠征の場合は荷物預かり対応可能なサイズなど、移動手段によって求める長さは異なるでしょう。移動手段や収納方法に合わせて、パックロッドの長さを選びましょう。

電車・徒歩移動でも持ち運びが簡単!おすすめのパックロッド3選!

ここからは、電車や徒歩移動でも持ち運びが簡単なおすすめのパックロッドをご紹介します。

フエルコ フィッシングロッドVR210-20

フエルコのフィッシングロッドVR210-20は、長さ2.1mで仕舞寸法が45cmのテレスコピックタイプのパックロッドです。少し大きめのバックパックに十分収納なサイズ感で、サビキ釣りやちょい投げ釣りなどのエサ釣りから軽めのルアーを使ったルアーフィッシングまで、さまざまな釣りに対応します。対象魚はウナギ、アジ、サバ、ハゼ、キス、カレイ、タチウオ、スズキなど。釣りの入門にも適したパックロッドです。

フエルコ フィッシングロッドVR210-20

フエルコ フィッシングロッドVR240-30

フエルコのフィッシングロッドVR240-30は、長さ2.4mで仕舞寸法が46cmのテレスコピックタイプのパックロッドです。VR210-20よりも少し長めに設計されており、より飛距離が出しやすく、強度も高いのが特徴です。収納サイズはほとんと変わらず、少し大きめのバックパックに十分収納なサイズ感で、さまざまな釣りに対応可能。対象魚はウナギ、アジ、サバ、ハゼ、キス、カレイ、タチウオ、スズキの他、小型の青物であれば十分に釣りあげることができるでしょう。

フエルコ フィッシングロッドVR240-30

フエルコ フィッシングロッドVR180-10

フエルコのフィッシングロッドVR180-10は、長さ1.8mで仕舞寸法が44cmのテレスコピックタイプのパックロッドです。VR210-20よりも少し短めに設計されており、収納力に優れているのがポイント。竿が短いため、飛距離が出しにくくなり、強度も少し落ちますが、繊細が増していることから、小型のライトゲームにぴったりな竿です。対象魚はアジ、サバ、イワシ、カサゴ、メバル、アナゴ、ハゼ、キスなど。子どもや女性でも扱いやすいパックロッドです。

フエルコ フィッシングロッドVR180-10

まとめ

パックロッドは、抜群の収納性と携帯性を持つ竿で、「車がないから道具を持ち運べず、釣りに行けない」という悩みを解消するアイテムです。小型~中型魚までを狙う竿なら、比較的リーズナブルなため釣りの入門にもぴったり。これから釣りを始めたいという方にもパックロッドはおすすめのアイテムといえます。

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はっしー

趣味は低山ハイキング。写真を撮りながらのんびり歩くのが好き。 最近は新たなアクティビティを模索中。GsMALLチャンネル(Youtube)にも出演中

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