デイキャンプにタープは必要?タープの重要性と選び方を解説!

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はっしー

「一泊するキャンプじゃなくて、デイキャンプであればタープは準備しなくて良いのでは?」と感じている方もいるかもしれません。しかし、必須とまでは行かないものの、長時間を屋外で過ごすのであれば、タープは必要なアイテムです。デイキャンプにタープが必要な理由と選び方について解説します。

あると快適性が大違い!デイキャンプにタープが欠かせない理由

デイキャンプでもタープが必要な理由について解説します。

日差しを防ぐことができる

屋根のない野外で長時間を過ごす場合、日差しが強いと暑さやまぶしさがストレスになってしまいます。
タープがあれば、日差しによるこのような悪影響を抑えることができ、より快適にデイキャンプを楽しめます。

日焼け対策になる

デイキャンプは午前中から午後まで、長時間を野外で過ごします。春や秋などの比較的涼しい時期でも、晴天だとたくさんの紫外線を浴び続けることになり、デイキャンプの後に肌がヒリヒリするということも。タープで紫外線を遮ることで、日焼けを軽減できます。

プライベートな空間を確保できる

タープはプライベートな空間を確保するのにも有効です。タープを低めに立てたり、側面を壁のように建てたりすることで、お隣との境界が明確になり、視界が遮られることでプライベートな空間を作ることができます。

突然の雨でも安心

タープは言わば簡易の屋根です。日差しや紫外線を遮ることができるだけでなく、雨から身を守ることもできます。天候が悪化する可能性がある場合は、必ず準備しておくべきでしょう。

タープの種類と選び方は?

次にタープの種類と選び方について解説します。

タープの種類

タープの種類としては以下の5種類があります。

・スクエアタープ

スクエアタープは、正方形の形状のタープです。設営に必要なロープやペグの数が少なく、広い空間を作りやすいのが特徴です。ポールやロープを結ぶためのグロメットが複数個所に設定されているものもあり、アレンジを楽しむこともできます。

・ヘキサタープ

ヘキサタープは六角形の形状をしたタープです。2本のポールとロープで張る非自立式のモデルで、空間の広さやアレンジのしやすさ、設営のしやすさなどのバランスが取れたタープ。張り姿も美しく、機能が良く、見栄えも良いタープをお探しの方におすすめです。

・ペンタタープ

ペンタタープは、前の部分が突き出た五角形の形状の非自立式のタープです。ムササビのような独特な形状が特徴で、デザイン性に優れているのがポイントです。空間がやや狭くなるものの、設営のしやすさや防風・防雨性に優れているのが魅力。ポールとロープを使ってアレンジも自在できるため、中級者や上級者のユーザーが多いタープです。

・スクリーンタープ

スクリーンタープは、側面がメッシュ素材でできており、居住性や防虫性に優れたタープです。自立式と非自立式の2種類があり、用途に合わせて選ぶことができます。タープとテントの中間に位置するようなアイテムで、よりプライベート感が強いタープをお探しの方におすすめです。自立式の場合は収納が大きくなります。

・ワンタッチタープ

ワンタッチタープとは、フレームとタープが一体になった自立式のタープです。収納バッグから引き出して、フレームを引っ張るだけで設営が完了します。ペグで地面と固定することもできますが、なしでも自立します。キャンプ初心者でも安心して利用することができるタープです。その他のタープに比べて、重たく収納が大きくなる点に注意しましょう。

タープを選ぶ際のポイント

デイキャンプのタープを選ぶ際には以下の7つのポイントを参考にしてみてください。

・収容人数を確認する

タープの大きさを選ぶために、何名で利用するのかを確認しましょう。タープにはソロ用・2~3人用、4~5人用など、収容人数ごとにサイズが変わります。デイキャンプの参加人数を確認して、それに合わせてタープのサイズを選びましょう。

・設営の方法を確認する

タープの設営方法には、自立式と非自立式の2種類があります。アウトドア初心者で設営に自信がない場合は自立式のタープをおすすめします。自立式でも何度が設営すればすぐに慣れるので、頻繁に利用する機会がある方は自立式を選んでも良いでしょう。

・設営する場所を確認する

設営する場所によっては、ペグを打ち込むことができず、非自立式のタープは設営ができません。デイキャンプのキャンプ場のHPや口コミなどを確認して、ペグが打てる地面かどうかを確認しましょう。ペグが打てる地面であれば、自立式でも非自立式でも設営可能。ペグが打てない場合は自立式を選ぶのがおすすめです。

・バーベキューや焚火をするかどうかを確認する

バーベキューや焚火などをする場合、火に弱い素材のタープだと、火の粉などが飛んで生地が焼けてしまう可能性があります。デイキャンプでバーベキューや焚火をする場合は、難燃素材のタープを選ぶとよいでしょう。

・タープの収納性や軽量性を確認する

キャンプ場までの移動が徒歩や公共交通機関の場合、大きく重いタープだと大きな負担になります。また、車に積む場合もスペースを取るため、できるだけ小さく収納できて、軽いタイプのタープがおすすめです。

・タープのカラーやデザインを確認する

デイキャンプでテントを建てない場合、タープはもっとも目立つアイテムになります。サイトの雰囲気や世界観を重視したい場合は、カラーやデザインを踏まえて選ぶのがおすすめ。タープにはさまざまなデザイン・カラーのバリエーションがあるため、複数の候補を出して、それぞれを見比べて選ぶのがよいでしょう。

・タープの予算を確認する

タープは1万円以内で購入できる安価なものから、3万円を超えるような高価なものまで、さまざまなバリエーションがあります。タープに割ける予算を決めて、その金額内で選ぶことで、選ぶタープを絞り込むことができます。タープを選ぶ際、まずはおおよその予算を確認してみてください。

タープを設営する際の注意点

デイキャンプでタープを設営する際の注意点について解説します。

事前に設営してみる

タープを建てるのがはじめての場合は、可能であれば事前に公園などで設営してみましょう。どのパーツをどこに付けて、どういう手順で進めるのかを経験しておけば、デイキャンプ当日でも慌てることなく設営することができます。

張る場所の環境を確認する

タープを張る前に、風向きや設営スペースの広さなどの環境を確認しましょう。風が吹いている状態では、風上から設置することで比較的スムーズに設営できます。また、設営後は風上側を低く下げて、風を避けるように設営することで、風の影響を軽減できます。また、設営するスペースが十分にあるかどうかも確認しておきましょう。非自立式は、ロープを張るため、タープ本体よりも広いスペースが必要になります。

デイキャンプに最適!おすすめのタープ4選

ここからは、デイキャンプに最適なタープをご紹介します。

タトンカ タープ 1 TC

タトンカのタープ 1 TCは、自立式の長方形のタープです。サイズは425 x 445cmと大型で、ファミリーキャンプやグループキャンプでの利用におすすめ。ポール用グロメットが8点とロープ用ループが12点あるので、自由自在にアレンジが可能。建て方のバリエーションが豊富なため、初心者から上級者まで幅広い層が満足できるでしょう。清潔感があり、さまざまなキャンプスタイルとの相性が良いサンドベージュのカラーも魅力的です。火の粉にも強いTC(ポリコットン)素材。

タトンカ タープ 1 TC

スロウワー AWNING SUN-SCREENS Remus〔L〕

スロウワーのAWNING SUN-SCREENS Remus〔L〕は、ポールやペグ、ロープが付いていない生地だけのタープです。Lサイズは1800 x 2700(H)mm 1110gで、3名程度なら利用できるサイズ感。ポールやペグ・ロープをすでに持っている方におすすめです。

スロウワー AWNING SUN-SCREENS Remus〔L〕

ノーボックス スモールタープ

ノーボックスのスモールタープは、正方形のスクエア型のタープです。サイズは、243×365cmと中くらいの大きさ。3名~4名程度の利用がおすすめです。タイダウンループがたくさんついており、ロープとペグで状況に応じてさまざまなアレンジが可能です。同メーカーのベルテントとシームレスに組み合わせることができるため、デイキャンプだけでなく一泊のキャンプも検討している方に良いでしょう。

ノーボックス スモールタープ

フリーライズ ハブスクリーンテント400(220サイズ)

フリーライズのハブスクリーンテント400(220サイズ)は、スクリーンタイプの自立式タープです。四方の側面がメッシュ素材でできており、居住性と解放感のバランスが取れたアイテム。フレームを引っ張るだけで設営が完了するのもポイント。虫の予防にも最適なので、虫が苦手な方や一泊するキャンプでも使用を検討している方におすすめです。

フリーライズ ハブスクリーンテント400(220サイズ)

まとめ

デイキャンプでも、日差しを遮ったり日焼けを予防したり雨から身を守ったりするために、タープは非常に有効なアイテムです。デイキャンプだからタープはいらないかもと感じている方は、本当に大丈夫かどうかを一度見直してみてください。選び方がわからないという方は今回ご紹介した選び方やおすすめの商品を参考にしてみてください。

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WRITER PROFILE

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はっしー

趣味は低山ハイキング。写真を撮りながらのんびり歩くのが好き。 最近は新たなアクティビティを模索中。GsMALLチャンネル(Youtube)にも出演中