快適キャンプの必需品!おすすめの寝袋(シュラフ)を紹介
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writer はせ |
キャンプ用品の中でも欠かせないアイテムのひとつといえば「寝袋(シュラフ)」ではないでしょうか。
寝袋にはさまざまな形や、外気温の変化に対応したもの、真冬でも暖かく過ごせるような防寒に特化したものなど多くのラインナップがあります。
では、寝袋を選ぶ際にはどのようなポイントを比較すれば良いのでしょうか。今回は、キャンプ用の寝袋を選ぶ際のポイントや、おすすめの寝袋を紹介します。
Contents
キャンプ用寝袋を選ぶときのポイント
キャンプ用寝袋を選ぶ際のポイントは8つあります。それぞれのポイントを比較しながら、もっとも重視すべきポイントを押さえたものを選ぶと良いでしょう。
1.形で選ぶ
キャンプ用寝袋は、さまざまな形状の製品が販売されています。使用時をイメージしながら、購入する寝袋の形状を選んでみてはいかがでしょうか。
封筒型
封筒のように長方形の形状をしているタイプの寝袋が「封筒型」です。ジッパー部分を全開にし、広げることで掛け布団や敷布団のようにして使用することもできます。
また、封筒型の製品の中には、同じ製品のジッパーを連結させて大きいサイズにできるものもあります。ファミリーキャンプなどで子どもと添い寝したい場合に使いやすいのではないでしょうか。
マミー型
「マミー型」は体を包み込む形状をしているもので、ミノムシのように全身を覆ってくれるタイプの製品です。寝袋の側面にジッパーがある封筒型とは異なり、体の正面にジッパーがある製品もあります。暖気を逃さない形状となっており、寒い状況下で使用することを想定した場合はマミー型がおススメです。
人型
「人型」の寝袋は、その名の通り手足が分かれた形状をしているタイプで、寝袋を着たまま歩き回ることができます。
2.大きさで選ぶ
寝袋は、大きさで選ぶことも重要なポイントです。たとえば、身長が高い人が一般的なサイズの製品を選ぶと、体のサイズに合わない可能性があるためです。
また、子どもが使用する場合、大きすぎると隙間ができ保温力が低下する場合もあります。
製品に記載されている身長の目安を確認し、子ども用、大人用で使用する寝袋を分けるようにしましょう。
3.素材で選ぶ
寝袋は、素材で選択する方法もあります。保温材となる中綿は「ダウン」「化学繊維」で保温力に差があり、素材によって価格も大きく異なるため重要な比較ポイントです。
ダウンの場合、羽毛のかさ高性を現す単位「フィルパワー」はシュラフを選ぶときの目安となります。羽毛1オンス(28.4g)のダウンに一定荷重をかけたときのふくらみ度合いをフィルパワーとして表しており、この数値が高ければ、高いほど、ダウンに空気を含ませることができ、保温性に優れていると言えます。
また、表面の素材も化学繊維の場合はつるつるとした感触ですが、フリース素材や起毛タイプのものもあります。布団に近い感触のため、キャンプに不慣れな方や子どもにもおすすめですが、落ち葉などが付着しやすいので注意しましょう。
4.季節で選ぶ
キャンプを決行する季節に合わせて寝袋を選ぶのも、ポイントのひとつです。製品に記載されている寝袋を使用する際の「快適温度」や「限界使用温度」などを目安に購入しましょう。
また、季節を問わずキャンプをするのであれば、気温に合わせて持参する寝袋の種類を変更することも大切です。
5.価格で選ぶ
寝袋の価格は「ピンキリ」であり、比較的手頃なものから機能性の高い高価なものまでラインナップが豊富にあります。
そのため、ある程度希望の性能や形状を絞り込むことができたら、予算に合わせて価格で選ぶのも方法のひとつです。
ただし、寒い時期のキャンプや気温が下がりやすい標高の高いキャンプ地などで使用する場合には、価格だけでなく対応温度も必ずチェックしておきましょう。
6.収納時のサイズで選ぶ
キャンプに持参する荷物は、車やバイクなどの積載量に収まるように準備しなければなりません。
そのため、コンパクトに収納できる製品を選ぶのもおすすめです。一度収納袋から出して広げ、自分で畳むことができるかをチェックしておくと良いでしょう。
7.手入れしやすいものを選ぶ
寝袋を選ぶ際には、手入れしやすいものを選ぶことも重要です。寝袋は焚火やBBQの炭、花火などのにおいが付着しやすく、土や落ち葉などで汚れることもあります。
そのため、自分で洗濯できるかどうかをチェックし、簡単に手入れできるものかを購入時に確認しておきましょう。
8.メーカーで選ぶ
寝袋をメーカーで選ぶのもおすすめです。さまざまなメーカーから発売されているため、お気に入りのメーカーや信頼できるところの製品を選ぶと良いでしょう。
ノーブランドの製品も多くありますが、保温性能が低かったり破れやすかったりすることがあるため注意が必要です。
おすすめの寝袋3選
ここからは、おすすめの寝袋3つと、それぞれの特徴や機能について紹介します。
ダンロップ:ダウンシュラフ3000
ダンロップ(DUNLOP)から販売されているダウンシュラフ3000は、ダウン量300gというボリュームながら、総重量約585gの超軽量タイプの寝袋です。
「マミー型」の形状ながらジッパーが側面にあるため開閉しやすくなっています。適応温度は+0℃となっているため、肌寒い季節のキャンプにもおすすめです。
ホールアース:ラルゴ 10
ホールアースから販売されているラルゴ10は「封筒型」の寝袋です。寝袋の足元にあたる部分には「デオドラントテープ」が入っているため、消臭効果にも優れています。
同じ製品をふたつ連結して使用することも可能で、家庭用洗濯機で丸洗いできるため、ファミリーでの使用にもおすすめの寝袋です。
イスカ:エア 280X ショート
イスカから販売されているエア 280X ショートは「マミー型」の寝袋です。身長170cm以下に最適なショートタイプで、夏の3,000m級や秋冬の中級山岳地に適しています(最低適応温度は2℃)。
耐摩耗性や耐久性に優れており、足元に多めの保温材が入っています。2段構造の収納袋になっているため、比較的簡単に片づけることができるのも魅力です。
まとめ
寝袋は、使用シーンや好みの形状、保温性能などさまざまなポイントで比較することができます。
使用するキャンプ地の情報や予算なども比較しながら、お気に入りのアイテムを探してみてはいかがでしょうか。
ITEM この記事で紹介されたアイテム
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ダンロップ / DUNLOP
ダウンシュラフ3000 / Down Sleepingbag3000 / キャンプ アウトドア 防災
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ホールアース / WHOLE EARTH
ラルゴ 10 / LARGO 10 / WE2HDE25-037 キャンプ アウトドア 防災
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イスカ / ISUKA
ウルトラライト 350K / Ultra Light 350K 1778 OLIVE
WRITER PROFILE
writer はせ |
世界の未確認生物を探している男。1年間会社を休職したことがあり、日本国内のみならず、パプアニューギニア、カナダ、インドネシアの遠征経験あり。 次回の挑戦を虎視眈々と計画中!?