ソロキャンプのタープはどう選ぶ?選び方とおすすめのタープ3選を紹介
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writer よもさん |
「テントがあるのにタープも準備するべき?」など、タープの必要性や用途について疑問を感じたことがある方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、ソロキャンプのタープの必要性・用途の他、タープの選び方、おすすめの商品についてご紹介します。
ソロキャンプにタープは必要?普通のタープとの違いは?
ソロキャンプのタープの用途や普通のタープとの違いについて解説します。
ソロキャンプのタープの用途
ソロキャンプのタープの用途としては、以下の4点が挙げられます。
・日差しを防ぐ
・紫外線対策
・プライベート空間の確保
・テントとして利用
屋根のないアウトドアでは、タープがないと晴れの日は日光や紫外線、荒天の際には風や雨にさらされることになります。このような環境下で快適に過ごすためにもタープは欠かせないアイテムです。また、他のお客さんが多いキャンプ場では、タープがブラインドとなりプライベート空間を確保することにもつながります。
少ないアイテムでキャンプをするミニマリストの方の中には、テントを持たずタープの下にマットと寝袋を敷いて就寝する方もいます。
ソロキャンプのタープと普通のタープとの違い
ソロキャンプ用のタープとファミリーキャンプやグループキャンプで利用するタープの一番の違いはサイズです。
ソロキャンプ用のタープは3×3mなどの比較的小さなものが多く、軽量性・携帯性に優れています。また、張り方のバリエーションが多く、テントのように全体を包み込む構造にできるタイプもあります。
タープの種類と選び方は?
タープの種類と選び方について解説します。
タープの種類
タープの種類としては、以下の5つがあります。
スクエアタープ
正方形のタープです。ポールを使って設営ができるほか、ロープで木に固定するなどのバリエーションがあります。汎用性が高くソロキャンプ用のタープとして人気です。
ヘキサタープ
六角形のタープです。ファミリーキャンプ・グループキャンプにも良く用いられるタイプで、張り姿が美しいのが特徴。各メーカーが販売しており、カラー・素材・サイズなどバリエーションが豊富です。
ペンタタープ
五角形のタープです。ポール1本で張ることができ、設営が簡単なためソロキャンパーにも人気が高いタイプです。初心者でも比較的扱いやすいといえるでしょう。
スクリーンタープ
スクリーンタープは、テントのように全体を覆う構造をしたタープです。テントと連携してツール―ムテントのように利用できるなど、空間を広くしたいグループキャンプやファミリーキャンプに適しています。重量がありややかさばるため、ソロキャンプにはあまり適していません。
ワンタッチタープ
フレームの支柱を広げ、上に布をかぶせるだけで完成するシンプルなタープです。耐久性があり頑丈ですが、重量がありかさばるため、ソロキャンプにはあまり適していないといえるでしょう。家族や友人との日帰りBBQ・お花見・運動会などのイベントで活躍するタイプです。
ソロキャンプ用のタープを選ぶ際のポイント
ソロキャンプ用のタープを選ぶ際のポイントについて解説します。
タープの種類を確認する
上述した、スクエア・ヘキサ・ペンタなどの種類をまず確認します。汎用性の高いスクエアやペンタを選ぶのが無難ですが、張り姿にこだわりたい方はヘキサタイプを選ぶのも良いでしょう。
タープのサイズ・重量を確認する
ソロキャンプでは、できるかぎり荷物を少なくして、収納や設営の負担を軽減したいもの。ソロキャンプであれば、大きなサイズは必要ないため、3m×3m程度を基準に、自身のキャンプスタイルに合わせてサイズ・重量を選びましょう。
タープの収納性を確認する
タープの収納性も荷物を減らすために重要なポイントです。折り畳んだ際にできるだけコンパクトになるサイズがおすすめです。また、幕体だけでなく、ポールの重量や収納性も確認しましょう。
タープの素材を確認する
タープには丈夫で耐久性のある素材、軽くてコンパクトになる素材、防水性に強い素材など、さまざまな種類があります。また、火に強い難燃素材のタイプもあります。ソロキャンプでしたいことや重視したいことを基準に、用途に合った素材を選びましょう。
設営が簡単なタイプを選ぶ
設営・撤収に手間がかかると、くつろぎの時間が少なくなり、せっかくのキャンプを満喫することができません。初心者の方は特に、設営・撤収を素早く行えるタイプを選びましょう。
設営のバリエーションや他の用途を確認する
設営のバリエーションが多いタープであれば、さまざまなシーンに対応できる他、テントのように使うこともできます。決まった場所ではなく、さまざまなキャンプ場に行くという場合、ひとつのバリエーションしかないと設営ができない可能性もあります。さまざまなシーンに対応できるように、設営のバリエーションも確認しておきましょう。
オプションや別のアイテムとの互換性を確認する
タープの中には、テントなどのアイテムと連携させて利用できるタイプもあります。タープとテントを繋げて空間を広く取りたい方や、より雨に強いサイトにしたい方は、オプションや別のアイテムとの互換性も確認しておきましょう。
ソロキャンプがより快適に!おすすめのタープ3選!
ここからはソロキャンプにおすすめのタープをご紹介します。
タトンカ タープ ウィング 3 LT
タトンカ タープ ウィング 3 LTは、軽量性に優れたオクタタープです。サイズは320 x 280cmとソロキャンプにぴったりなサイズで、405gという軽量性がポイント。専用ケースにコンパクトに収納でき、収納性も優れています。さらに、自由自在な張り方ができる構造で、自由自在にアレンジが可能です。耐水圧3000mmと防水性にも優れており、キャンプ場だけでなく山岳のテント場などでも利用できます。
タトンカ タープ 2 TC
タトンカのタープ 2 TCは、長方形のタープです。サイズは285 x 300cmとソロキャンプに適してサイズ感。収納サイズが約58 x 24 x 6cmとコンパクトなのも魅力です。ポール用グロメットが8点とロープ用ループが12点あるので、自由自在にアレンジが可能。重量は1.30kgとやや重いものの、火の粉にも強いTC(ポリコットン)素材を採用しており、焚き火を楽しみたいソロキャンパーに特におすすめです。
スノーピーク ライトタープ ペンタ シールド
スノーピークのライトタープ ペンタ シールドは、離陸する飛行機のような美しさが魅力の小型タープです。
タープ本体は320×150cm、重量790g(本体のみ)と非常に軽量。自在付ロープ(3m×1、1m×2)、ぺグケース、収納ケース、ジュラピンペグ(17.5cm×6)、パドルフッキングカバーなど付属しています。幕体には遮光ピグメントPUコーティング加工が施されており、光の侵入量が軽減されるため、体感温度が低くなります。また、シート内の影が濃くなることで、視覚的にも涼しさを感じるように設計されています。パドルフッキングカバーが搭載されており、パドルをポール代わりに利用可能。カヤックやSUPなどで海のアクティビティを楽しみつつキャンプもしたいという方におすすめです。
まとめ
タープはソロキャンプの快適性に大きく関わるアイテムです。天候や環境の影響を最小限に抑えるためにも、ソロキャンプをはじめる際には準備しておいた方がよいでしょう。今回ご紹介した選び方やおすすめの商品から、好みのタープを選んでみてください。
ITEM この記事で紹介されたアイテム
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タトンカ / TATONKA
タープ ウィング 3 LT / ストーングレーオリーブ TARP WING 3 LT 2477
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タトンカ / TATONKA
ープ 2 TC / サンドベージュ TARP 2 TC 2466
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スノーピーク / snow peak
ライトタープ ペンタ シールド / STP-381
WRITER PROFILE
writer よもさん |
若き日は世界を放浪するバックパッカー 中年になった今はキャンプと釣りがメインで山登りを少々。 次は素潜りにチャレンジして銛で大きな魚を突いて「とったどー!」と叫ぶのが夢。