アウトドアの代表格といえるキャンプ。しかし、大自然の中で快適に過ごすためには、最低限の道具が必要です。そこで今回は、キャンプ初心者の方のために、キャンプに必要な道具を紹介するので参考にしてみてください。

キャンプに必要な持ち物とは

キャンプには日帰りのデイキャンプとテント泊の大きく2種類があり、それぞれ必要な道具が異なります。

日帰り(デイキャンプ)

日帰りのデイキャンプでも、テントが借りられない場所では、テントを持参する必要があります。また、テントに取り付けるタープがあると、日よけや風よけの代わりになり、快適に過ごせるでしょう。

次に、料理や焚き火をするために、コンロや焚き火台も準備する必要があります。焚火をするための炭と着火剤、そして軍手も忘れてはいけません。そして、食材や飲みものを運ぶためのクーラーボックスもあると便利です。

飯盒などの調理器具や食器は、キャンプ場でレンタルできる場合もあります。しかし、割りばしや紙皿程度であれば、片づけも楽なので持参したほうがよいかもしれません。また、食事のときなどに使うウェットティッシュや、変わりやすい山の天気に備えた雨具、ゴミの持ち帰りが必要になることを想定してゴミ袋の準備もしておくと安心です。

テント泊

テント泊のキャンプの場合には、デイキャンプに必要な道具に加え、テント内で寝る事も想定し、デイキャンプよりもスペースに余裕があるテントを準備しておきましょう。

テント内で眠るためには、寝袋とデコボコする地面から身体を保護するためのシートが必要です。また、雨や汚れなどに備えて、着替え用の服も多めに準備しておくと安心でしょう。そして、意外に忘れがちなものが歯ブラシなどのアメニティです。キャンプといえでも、普段の生活と同様のルーティンが発生するため、忘れないようにしましょう。

また、多くのキャンプ場で各種キャンプ用品のレンタルサービスを提供していますので、移動時の荷物を減らしたい方は、事前に何が借りられるのか調べておくことをおすすめします。

初心者がキャンプに必要な道具を選ぶときのポイント

キャンプ初心者が道具を選ぶときには、以下のポイントに注意しましょう。

設営が簡単にできるものを選ぼう

キャンプで大変な作業といえば、やはりテントの設営です。慣れていないと設営だけでかなりの時間がかかることもあるため、キャンプ初心者は設営が簡単にできる道具を選ぶ必要があります。

まず、テントはワンタッチタイプのものを選ぶと、ペグ打ちやポール立てといった作業が不要で、スムーズに設営ができるでしょう。なお、大きめのサイズのテントは組み立てが複雑になる傾向があるので、できるだけコンパクトなものを選ぶこともポイントです。

また、テーブルや椅子もコンパクトで可搬性に優れ、かつ開くだけで使えるような組み立て不要のタイプのものを選ぶべきでしょう。

初心者はエントリーモデルからはじめよう

キャンプ初心者の方は、エントリーモデルの道具から購入することがおすすめです。エントリーモデルといえでも、最近は質が良い商品が増えています。

何度かキャンプで使ってみた後、どうしても高価な道具が必要だと実感してからでも、購入は遅くありません。まだキャンプに不慣れで、自分にとって必要なスペックがわからない初心者の方が高価な商品を購入すると、ミスマッチが発生するリスクが高いです。そのため、最初はエントリーモデルの道具を購入したほうが賢明でしょう。

初心者が知っておくべきキャンプ場での注意点

キャンプ場に行ったときに守って欲しいルールがあるので確認しておきましょう。

焚き火のルールはキャンプ場によってさまざま

焚き火のルールは、直火NGなどキャンプ場によってルールが異なるため、事前に確認しておく必要があります。直火NGの場合は焚き火台の準備をしなくてはいけません。また、灰を土に埋めて処理するのは、基本的にNGであることも覚えておきましょう。

雨対策は必須

山の天気は変わりやすいため、天気予報で晴でも油断大敵です。そのため、キャンプへ行く際には、レインウェアやタオルなどの雨具を準備しておきましょう。

ゴミの処理について

ゴミの処理もキャンプ場によってルールが異なるため、運営会社の指示にしたがいましょう。また、ゴミは持ち帰りのところもあるため、その場合はゴミ袋が必須です。キャンプで発生したゴミは丁寧に片付けることはもちろん、分別も忘れてはいけません。気持ちよくキャンプをするためにも、ゴミの処理は徹底しましょう。

まとめ

キャンプを楽しむためにはたくさんの道具が必要です。しかし、キャンプ場でレンタルできるものもありますので、自分にとって必要最低限の道具を見極めましょう。なお、GsMALLでも多くのキャンプ用品を取り揃えていますので、ぜひチェックしてみてください。